やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の小さな麦酒屋さんの奮闘記と、訪れた仲間たちのブログです

夢がなくたってさ

2013-12-16 14:17:22 | 日記
大抵のドラマは録画してる。
ただ、観るのは相当遅くなるんだよね。

観ているうちにハマッてきたのが“陰陽屋へようこそ!”だ。
関ジャニ∞の錦戸君(今回初認識)扮する安倍晴明の子孫?安倍祥明(しょうめい)が、陰陽師と言う設定で問題を解決する話。
祟りがどうとか、嘘ばっかついて、何でもテキトーに流してるんだよね。
で、上手い具合に持っていくの。
テキトー→適当!
こんな風に導けたなら素晴らしいと思うんだ。

以下は大学教授になる夢を諦めて、高校の教師を選んだ女性(路子)とのやり取り。


路子“正直言うと、本当にこれが正しかったんだかどうか今でも分かりません。
研究職に未練がないと言えば嘘になりますし……。”

祥明“それが当たり前だよ。”

路子“え?”

祥明“人の気持ちなんて、白黒ハッキリつけられるもんじゃないからな。
でも、おまえは教授になる夢よりも教師の道を選んだだったら誰がなんと言おうとそれが間違いなく正解だよ。”

路子“そんな偉そうなもんじゃないですよ。本当はただ、夢を諦めただけかも知れません。”

祥明“夢が叶う人なんてほとんどいないよ。いつかきっと違う道を選ぶ瞬間が誰にでもやって来る。
でも、夢を諦めるってことは新たな一歩を踏み出すってことだろ?
だから、諦めるのも悪くはない。
また、新たな夢に向かって進めばいいんだよ。”

路子“…ありがとうございます。(涙)”


ショーもないドラマにもいいセリフあるもんだ。

ドラマのエンディングで、職を失ってばいとを始めた父親のセリフもストーリーを〆てたな。

父親“一生懸命働くと腹減るね。夢がなくたってさ、働けるだけで幸せだよ”


本当にそうだよね。


死に方、生き方

2013-12-16 11:33:34 | 日記
病院の待合室なう。
予約しているのに既に1時間以上待っている。いつも待たせられて思うのは、待つのは仕方ないとして、もう少し座り心地いい椅子にしろよ…

あー、首痛い(;_・)

ケータイで話すなよババァ!
電動車椅子スピード出し過ぎだろ!
病気の話ばっかすんなよ!

待合室はストレス半端ない。

高齢化社会まっしぐらな日本は、これからも病院はマナーの悪い高齢者ではち切れんばかりなんだろうな。

心も身体もあちこち傷んで、醜く老いて。

人はそんなにまでして長生きしたいんだろうか?
私は今でも分からない。


何度も死にそうになって、それでも生きている。どちらかと言えば自暴自棄になりがちな私を引き留めるのは、先に行ってしまった仲間たち。

死にたくなかったろう仲間たち。

昨日は、そんな仲間の中でも、惜しまれて惜しまれて亡くなった方の一周忌だった。
前夜にきっちり泣いたので、“今日は怒らず泣かず!”愉しくやろうと決めていた。

15時から開始と言っていたのに、集まりはパラパラ…怒っちゃいけない(-""-;)

それでも明るいうちにはそこそこ集まって献杯。

おおらかで、誰とでも仲良くしていた故人を偲んで、愉しく語らった。
きっと、泣き暮らすよりそれを望んでいるはず。
ドタ参もあって宴は夜まで続く。

箕面ビールのマースで!

インペリアルスタウトのマースかよ!

翌日病院の予約があるので、9時くらいには解散。それでも6時間近く飲んでいたのかな?

亡くなって1年経っても、鮮やかに思い出す故人との思い出。

私もこんな風に弔ってもらえたなら幸せだなぁ。

死に方って、要は生き方なんだよね。
疎まれて死ぬのも、惜しまれて死ぬのも。
何とも思われないのも。

どれも人の一生。