先日の視察報告です。
会派の１期生でおこなった視察調査。
苫小牧からＪＲで函館へ。函館から奥尻までは北海道エアシステム（ＨＡＣ）を利用。
先月も充分すぎるほど乗ったせいか、プロペラ機もだいぶ馴れてきた。。？
空港では、副町長と職員、檜山振興局職員さんにお出迎えいただき、
初日・２日目と、くまなく島内をご案内してもらいました。
南西沖地震から２１年が経過し、当時の面影はありませんが、
ここまでなるには、相当の困難もあったようです。
様々な記録が残されていますが、島民のなかには、
当時を思い出したくないと、一度も来たことがない方もおられるとのことです。
震災後は様々な対策がとられています。
（防潮堤）
（水門）
青苗漁港においては、安全性と津波発生時には即座に避難できるよう、
高さ約６メートルの人口地盤も設けられています。
防災対策だけではなく、離島であるがゆえの課題もたくさん抱えています。
民間の自動車整備工場がないため、役場が運営。整備士も町の職員とは驚きでした。
燃料価格が高いため、島内の間伐材を利用した、
‘木質バイオマスエネルギー’は、小学校の暖房に活用されています。
町の産業の一つとして注目されてきているのは、ワイン製造。
奥尻ワイナリー（民間事業者）では、ブドウ栽培から収穫・窄汁・醸造まで、
大量生産との違いを、高品質・高価格で差別化する戦略にこだわって取り組んでいます。
あわびの‘えさ’もあるの、初めて知りました。
原材料は、もちろん昆布です。
お昼・晩・朝と、３食島の名産・海の幸を堪能。
夜は、漁り火が綺麗でした。。
～ 続く ～
