今日から道議会第3回定例会が始まりました。
会期の決定や知事から提出議案の説明があった他、急至を要するとした、
「ALPS処理水の海洋放出に伴う影響への確実な対応を求める意見書」が、
全会一致で可決されました。
本会議は約20分程度で終了。
今週一杯は議案等調査のため休会し、
週明け火曜日から各会派代表質問が始まります。
お昼休み時間には、「議場コンサート」が久しぶりに開催されました。
文化・音楽振興を推進する議員連盟の主催で、
議会を身近に感じてもらい、本道における芸術・文化振興に寄与するため、
今回で49回目となります。
今日は、国の重要無形民俗文化財指定の、
‘松前神楽’を多くの皆さんに楽しんでいただきました。
さて、今定例会に提出された補正予算には、物価高騰対策として、
「特別高圧電力利用事業者緊急支援事業費」約4億9千600万円、
「宿泊業環境整備緊急対策事業費」約12億8千200万円が計上されています。
これはこれで良しとしても、
この2事業は既決予算ですでに実施されており、追加支援ということになりますが、
普通ではありえない、対象件数・金額ともに既決予算よりも多くなっています。
いかに当初から事業者ニーズを把握しきれず、
見込みが甘かったかの表れといえるでしょう。
加えて、事業者への支援はあっても、個人への支援策は計上されていないことは、
道民生活の現状には、あえて無視を決め込んだんですかね..
また、その他に「道水産物緊急消費喚起事業費」8千800万円が計上されています。
これは、中国における日本産水産物全面輸入停止措置への緊急的な対応として、
消費喚起に向けた取組みに支援するもので、
折しも今日から消費拡大のために道庁地下食堂で始まった、
‘ホタテ定食’を食べてきました。
議決前なので、これとは別な取組みなんでしょうが、
通常のメニューにはなく、今になって扱うということは、
普段から道内流通・消費がされていないともいえます。
お金をかけてキャンペーンを打たなければ食べれないなんて、
なんか根本のところで、違っているような気がしてなりませんなぁ..
あ〜ぁ、質問ネタが、ごろごろしてるゎ。。