山行もいよいよ終盤で、今日は中央アルプスの展望台として上松町の▲風越山を予定している。
しかも珍しい立ち位置からの展望を期待して登ることにした。
[この山は木曽八景の一つらしい]
[林道沿いから登る登山口]
[山ツツジの朱色が鮮やかだ]
すぐに急登が始まる。
足の爪先がこれ以上曲がらない程の急登で、ジグを切っての登りが続く。
[周囲は気持ちよい新緑であるが、眺める余裕がない]
[山中の登山道に何ヵ所もワイヤーが張り残されたままで、危険である]
今回で最も急登かもしれない。
そろそろ疲労気味であるので、何時ものリュックサックを止めて、超軽いワンショルダーザックに替えといて良かった。
[何とか空が見えるところまで出てきた感じで、カヤト境に到着]
[ガイド本に載っているような、一面の萱草は見られなかったが…?]
[ようやく付近の山も立ち上がってきた]
[街並みも見下ろせるようになった]
この辺りで目を水平に振り返ると、霊峰▲御嶽山が清々しい。
[新緑に映える霊峰▲御嶽山]
[▲御嶽山をアップで見る]
[目に眩しい新緑]
[カヤトの丘に到着、でも萱草は予想外に少ない]
この辺りの木々の新緑が素晴らしい。
[いい感じの枝振りの木々が新緑に埋まる]
[コバイケイソウなどの下草も新緑]
[秋の紅葉も良さそうである]
木々の稜線をアップダウンしながら進むと、展望のない樹林帯のピークに到着した。
[樹林に阻まれ展望のない▲風越山の頂上]
5分程奥に進めば、展望地が有るようだ。
[杉木立の隙間から中央アルプス北部を見上げる展望地に到着]
ここからは普段見慣れない、斬新なアングルでの中央アルプス北部の主峰群を見上げられる。
[▲木曽駒ヶ岳~▲宝剣岳、手前に縦走路から離れた大きな▲三ノ沢岳]
[▲宝剣岳をアップして見る]
岩石が類々と積み上げられた、▲宝剣岳の岩峰が迫力たっぷりに見てとれた。
[さらに▲宝剣岳の山頂をズームアップ]
よくこんな所を重いザックを担いで縦走してきたものである。
この辺りは、滑落事故が多い場所でもある。
[中ア北部の縦走路前半部分の稜線]
[主峰▲木曽駒ヶ岳の頂上をアップで見上げる]
[▲宝剣岳から南側への縦走路、ここからは大きな▲三ノ沢岳で見えない]
[再度、中央アルプス北部の稜線を見上げて帰ることにした]
[帰りも鮮やかな新緑を潜って下る]
[今日初めて会った一組の夫婦連れ]
[登りでは気付かなかったニリンソウの花]
[コバイケイソウの葉が多く見られた]
下山の最後に▲御嶽山と▲乗鞍岳を眺めて帰った。
[見飽きることのない霊峰▲御嶽山]
[主峰の▲剣ヶ峰付近をアップ]
そして右側に目をやれば遠く残雪多い▲乗鞍岳も大きい。
[こちらも▲乗鞍岳の最高峰▲剣ヶ峰]
[カヤトの丘付近からのパノラマ風景、中央に▲御嶽山と右側に▲乗鞍岳]
両主峰の▲剣ヶ峰が睨み合っている。
[左側に▲御嶽山、右側に▲乗鞍岳]
登りでは見る余裕がなかった小さな花が、下りではボツボツ目についた。
下山後は南信地域の飯田市に入り、すいれんどう温泉で夕食と入浴を済ませた。
その後は南に進み、暗くなった頃しらびそ高原に上がった。
「ハイランドしらびそ」の敷地内は立ち入り禁止のウマが置かれていたので、その奥の林道沿いで車中泊にしました。