朝起きると、予想外の好天模様であった。
昨日、富山市付近を通っていた時からずっとその残雪の山々の姿が気になっていた。
去年の同時期に飽きるほど見た剣・立山連峰ではあるが、やはりもう一度見たいとの思いから珍しくUターンすることにした。
[下市町に入ると、残雪の山々が見えてくる]
昨年同期に訪れただけに、登山口が近づくと何となく思い出した。
登山口駐車場へは、昨年ウロウロしていると、地元の人が連れていってくれたのである。
誰も居らず、一人出発した。
[ひと冬を過ぎ、見落としそうになっていた案内板]
[まだ里の田畑は春を迎えたばかりで、静けさだけの状態だった]
少しずつ標高を上げると、満開になったコブシの真っ白な花びらが春風に揺れ、優雅に舞っていた。
[山中にコブシの優雅な舞い]
[まさに純白のコブシ]
[優雅な舞いと共に、爽やかな香りを振りまいてくれる]
コブシの花を愛でながら、まず最初のピークの△西山に到着した。
昨年は、ここには来ていない。
[三角点のない里山、△西山ピーク]
[10分余りで、こんな素晴らしい風景が見えるとは驚きである]
お目当ての▲剣岳はややガスがかかったり退いたりであるが、こんなにも簡単に残雪の山々が見られるのは有り難い。
[▲剣岳をバックに舞うコブシの花びら]
[春まだ浅い▲剣岳を遠望する、手前の山にはコブシが点在している]
[枝振りの良い満開のコブシと残雪の山々]
[△西山のピークからの眺望]
[残雪の▲剣岳を望遠で展望する]
[爽やかな純白の舞い]
[△西山ピークからのパノラマ]
[青空に映える純白のコブシ]
[富山湾方面へもコブシが飛び出す]
[奥の湖は上市ダムに塞き止められた早乙女湖だろうか]
[今が満開のコブシ]
ここで昼食を食べてから、次のピーク△ハゲ山に向かった。
ここから10分余りで△ハゲ山に到着した。
[去年来たときには、標識が無かったように記憶しているが?]
[△ハゲ山頂上からのパノラマ]
[ここからも同じように素晴らしい風景が広がる、右側の▲大日岳が大きい]
[山肌もコブシの白い花びらで一杯である]
[毛勝三山方面の山々?]
[これから春の芽吹きにかかります]
そして、最後に昨年も行ったピーク△峠山に向かった。
[△峠山ピークに到着]
[ちょうど里を見下ろす△峠山ピークからの眺望]
[△峠山ピークからのパノラマ]
[山中に白く点在する満開のコブシ]
[新緑まではあとわずか]
[山中に点在するコブシの木々、奥の山肌には残雪が残る]
[新緑とコブシが競演]
[新緑前でも日が当たると耀きを増す]
下山後、奥の剣親水公園まで行ってみた。
[先ほど登っていた、里山ピークを振り返る]
[上市ダムで塞き止められた早乙女湖]
[早乙女湖の新緑も素晴らしい]
[奥には上市第二ダムが見えている]
[まだサクラの開花は少ないが、絵になる構図である]
[剣親水公園からサクラ越しの早乙女湖と上市第二ダムを展望する]
予報通り、午後からは剣岳方面の空が真っ暗になり、雨が降りだした。
残雪の立山連峰が気になっていただけに、天気都合が良く見られてよかった。
再度、糸魚川市の道の駅「越後市振りの関」まで帰り、早目に夕食を食べた。
[ここの一番人気のモツ煮定食 ¥870]
明後日からは雨模様続きの予報なので、入浴も済ませて新潟県出雲崎町の道の駅までの長距離を走り、そのまま車中泊にしました。