〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20171122 滝が取り持つ出会いの縁〔帰路/観光(雨乞の滝)/移動〕徳島県中央部へ酷道193号を南下

2017-11-22 | 〔2017中四国エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

今日は、午後から雨模様の予報である。

登山としては昨日の▲高越山でほぼ予定終了、今年の紅葉自体は不作気味であったが、自分的には満足のいく山行旅行であった。

今後は徳島県内の中央部へ移動しながら、ゆっくり紅葉状況を確認するつもりだった。

今日は、神山町内で滝を巡りながら国道193号線南下し、途中の「岳人の森」に寄って紅葉情報を聞いてみる予定で出発した。

まず、道の駅神山からほど近い雨乞の滝に向かった。

ここの滝は、5~6年前に来て以来の二度目である。

[日本の滝100選に選ばれている「雨乞の滝」]

 

[神山町内で見られる四季の風景写真も貼られていた]

 

[最初は、苔の岩肌を流れ落ちるうぐいす滝]

 

ここで写真を撮っていると、先を急ぐ一人の青年から挨拶を受けた。

次に不動滝が現れた。

[次の不動滝は一本滝]

 

[整備された遊歩道沿いに小さな滝が次々現れる]

 

[もみじ滝だったか?な]

 

[滑らかな観音滝]

 

そして、いよいよ最後に「雨乞の滝」に到着した。

先ほどの青年が三脚立てて滝の撮影をしていた。

[雌滝の上部に黄葉が見られた]

 

[左側が雄滝、右側に雌滝の雨乞の滝、黄葉は上部の滝口付近にのみ見られた]

 

[絵になる流れは右側の雌滝の方である]

 

[豪快かつ滑らかな流れの雌滝]

 

[黄葉の彩りを受け流す滝口]

 

[滑らかに流れの変化をみせる中段]

 

[中段左側の岩肌には小さな石仏が祀られている]

 

石仏に向かって登るロープも一本垂らされていた。

それだけ信仰深い滝であることを物語るようである。

[不動明王のような石仏]

 

 

[主に関東周辺の滝を専門に巡り、撮影しているという東京の青年]

 

この青年とは一緒に撮影しているうちに、写真を中心に色々話が弾み出した。

「迸る(ほとばしる)水」というホームページも自作して、公開しているほどの滝マニアさんでした。

その後は、ブログアドレスの名刺交換も兼ねて、駐車場で待ち合わせた。

 

雨が降りだしそうな天気であったが、他に2組4名ほどの見物客がやって来た。

帰りも撮影しながら、滑らないように気をつけて戻った。

[勾配がきつい石畳の下り坂では、滑りそうで危ない]

 

[こんな祀り物もありました]

 

 

駐車場に戻ってしばらくすると、ポツポツ小雨が降ってきた。

ちょうど昼過ぎで、話の続きでもと昼食を御一緒した。

13時半過ぎに入った食堂でも、各々の旅話や写真から生活一般と長話が盛り上がった。

こうして15時半を過ぎたころ、急に現れた店のオヤジさんらしき人から「ここは喫茶店ではないんじゃけん、10分もあれば済むだろう?」と長居のイヤミを受けて、慌てて退散した。

急にそこまで言わなくても言い方があるだろう?にと思いながら、このままでは共に気分が悪い思い出が残るとの思いから、再び道の駅まで戻って話を続けたほどだった。

まあ、こちらは目的の山行を終え時間的にも余裕があったが、東京の青年は遠路はるばる自車でやって来て予定も有ったろうにと、共に気遣いながらの縁ある出会いであった。

こういう出会いも一期一会、予定が有って無いような呑気な山旅の醍醐味なのである。

ただ全国で何人もの方に出会ったが、ここまで長話が弾んだ方は初めてだった。

お別れは暗くなった17時も過ぎた頃、青年は宿泊予約している東かがわ市までの帰り、自分は四季美谷温泉を目指して193号線を南下した。

 

途中の「岳人の森」に立ち寄り、南側の紅葉状況を聞いたが、大釜の滝周辺の紅葉は終わったらしい。

山里の銀杏が色づく頃には、標高の高い大釜の滝周辺の紅葉が終わるのが通例らしい。

 

その後は、真っ暗の酷道193号線を南下し、一ヶ月前にお世話になった四季美谷温泉で再び夕食と入浴を済ませ、そのまま車中泊させてもらいました。


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