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okashihimeのおやつな生活

   こんなお菓子やあんなお菓子・・・そして、ときどきごはん。

彩雲堂 願い菓子

2015-10-06 23:54:40 | 松江・出雲のおやつ

 そして、お次は彩雲堂さん

 ここのところ、東京でもかわいらしいお菓子を目にしていたので、楽しみにしてました!本店の前も通ったのですが・・・時間が気になり中には寄らず。が、駅ビル内の支店で購入してきました

 「願い菓子」は、勾玉をかたどった和三盆菓子。神話の国らしいな。和三盆(ブルー)、柚子(黄)、ココア(茶)、抹茶(みどり)、いちご(紅)の五色揃え。パッケージもかわいらしく、一目で気にいっちゃいました おみやげにも爆買!

 駅ビルのお店には、生菓子もありました♪

 左上から、「夕焼け」、「蕎麦じょうよ」、「廿世紀」、「桔梗」。どれも¥184です。

 「夕焼け」は練りきり製。黄色のぼかしがはいった橙色の空。ちょっとかすんでみえるのは、小豆の皮です。赤とんぼも飛んでますね。

 「蕎麦じょうよ」、出雲そばが有名だけあって・・・蕎麦じょうよ、おいしかった。もっちり弾力のある生地ですよ。てっぺんにのっているのは、もしかして蕎麦の実かな?中はこしあんです。

 「桔梗」はぎゅうひ製。やわらかな姿の桔梗ですね。

 彩雲堂さんの「朝汐」(¥205)。

 紅白があったので、つい揃いで買ってしまった  ほんとは、やっぱり白、だとは思うけれど。

 しかし、このしっとり感・・・おいしいなぁ。中は皮むきあんのしののめあん。あかちゃんの肌のようななめらかなじょうよ皮と、あんの上品な色合い・・・極上の和菓子ですね。紅白まんじゅうと呼ぶのは、むしろ失礼かも。

 季節のお干菓子(¥650+税)。

 秋の風情がぎっしり。 楽しい詰め合わせです

 天神・寺町エリアを制覇できなかったのが心残りですが・・・ぜひまた次回に、と思ってます

 時間がない方は、駅前の一畑百貨店のお菓子売り場もおすすめ。老舗店が集結していて、各店の生菓子もおいてあります!比べてみるのも楽しいです。

 松江、和菓子の充実度からすると、京都に次ぐレベルの高さだったかな。しかも、すっごくお手軽なお値段。コンビニのアイス並みですよ。これなら毎日食べちゃいますね  きっと、お茶や和菓子の文化が、生活の一部として根付いているのでしょうね。

 一度はきてみたいとおもっていた町ですが・・・何度でもきたくなっちゃいました

 

彩雲堂 HP

 

 

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三英堂 萩

2015-10-06 08:06:44 | 松江・出雲のおやつ

 風流堂さんから、徒歩3分ほどの三英堂さん。

 「菜種の里」のお店ですね!

 東京ではお目にかかれなかった生菓子もありました 「萩」と「初秋の味」です(ともに¥184)。

 「萩」は、白×黄緑を重ねたお餅に、ピンクの新引粉で萩のお花を。繊細ですてき

 「初秋の味」は・・・梨ですね!しかも、二十世紀梨かな。きらきら錦玉の中にうすい色目の黄緑あん。粒々のけしの実がおちゃめへたは・・・これはホンモノ?

 松江銘菓の「山川」。

 キューブ形にかわいらしくカット。食べやすいし、手軽でいい!「菜種の里」も同じver.がありました。1袋、¥248です。

 こちらも、三英堂さんの看板商品、「日の出前」(¥1512)。

 松江独特の皮むきあん、「しののめあん」の棹菓子です。「姫小袖」や「朝汐」も、「しののめあん」でしたね。

 羊羹のようで、全然違う!あんこをそのまま棹菓子にしたような?

 あくのない、上品な味で、とってもおいしい!!! 口の中で、さらりとあんがほぐれていきます。

 ずいぶん前に食べたことがありますが・・・前よりずっとおいしく感じます。 あんこ好き度が増したのかな?

 母も、残りを結局一人で食べちゃったとか(笑)。

 こんなお菓子もありました。

 「松韻」、島根県木である黒松をイメージしたお菓子です(6個入り、¥592)。

 おもちとあんを重ねて軽くやいたものです。

 裏のあんこ側はこんな感じ。

 お店の奥には、洋菓子もあったんですよ!こういうことは、お店にこないとわからないですね。

 おもしろいお菓子をみつけました。 

 日本夕陽百選に選ばれている宍道湖の夕焼けを模した、「宍道湖サブレ」(¥168)。1枚1枚、手書きですよ!

 こんなにきれいな夕焼け・・・みてみたーい!

 サブレもおいしかったです(意外と、といったら失礼ですが)。アーモンドプードル入りでさくさく  

 いいなー、松江。行きたいお菓子屋さんがあっちにも、こっちにもあって大変

 

三英堂 HP

松江市寺町47 TEL 03-0852-31-0122

 

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風流堂 こぼれ萩

2015-10-04 22:07:00 | 松江・出雲のおやつ

 松江駅から徒歩15分ほどの寺町・天神エリアは、老舗菓子店さんが連なるスイーツスポット。風流堂、三英堂、彩雲堂、桂月堂・・・和菓子好きな方なら、聞いたことがあるお店ばかりでしょう。

 デパートでも買えるけれど・・・やっぱり、一度は店舗に行ってみたい!

 こちらは明治23年創業の風流堂さん。日本三大銘菓と呼ばれている不昧公好みの「山川」を復活させたのもこちら。時間が早すぎて、本店はまだあいてなかったので、すぐ近くの寺町店へ。(こちらの方が新しく、お店も広いです。)

 うれしいことに、寺町店、お店の奥に茶室があって、そちらでお菓子をいただくことができるんです♪ 

 なんと、抹茶つき 予想外のおもてなし・・・これはサービスなのでしょうか?

 いただいのは「こぼれ萩」(¥184?)。ういろう製のお餅で中は白あん。さわやかな黄緑色に、ピンクの新引粉が可憐です

 松江銘菓「朝汐」。

 「山川」や「若草」などの不昧公ゆかりの銘菓は、市内の各和菓子屋さんでそれぞれつくられていますが、「朝汐」も、風流堂以外のお店で販売される定番菓子。もともとは、大正時代に風流堂が考案したおまんじゅうのようですよ。

 真っ白なじょうよ饅頭の中には、「しののめあん」とよばれる島根独特の皮むきあん。うす紫色のあっさりとしたきれいな色めのあんこです。「朝汐」には、あんにちょっとだけ小豆皮がはいっているのかな。

 4コ入り、¥810。

 せっかくきたので、初めてみるお菓子も。

 「くろがねもち」(4袋、¥720)。

 松江城内にあった天然記念樹「くろがねもち」にちなんだお菓子です。黒糖風味のおもちに玄米粉をまぶしたお菓子。くるみも入っていて香ばしい!

 パッケージの「くろがねもち」は作家・宮尾登美子筆。NHK大河ドラマ「篤姫」に薩摩のくろがねもちの木が登場し、そのご縁だとか。

 壊中しるこの「日本海」(¥162)。日露戦争記念菓の復刻版です。

 本店はこちら。ブラタモリで、タモリさん、きてましたね 風流堂さん、もともとは船問屋だったようです。

 おそらく、一昔前はこの辺りが松江のメインストリートだったんじゃないのかな。

 せまいながらもアーケード街になっています。

 風流堂本店のお隣は山陰合同銀行。歴史を感じる重厚さ。こちら別館とのことですが、昔はたぶん、こちらが本店だったのでは?

 この裏手に、14階建て高さ75mの本店ビルがあるのですが(山陰地方で一番高いビルなんですって。)、10階に展望ロビーがあるのですよ!

 宍道湖を一望 この日は朝から晴天で・・・すっごくきれいでしたよ 今みてもすばらしい眺め!

 かなり新しめのビルで、眺望フロアにはこんなロビーも。

 10時きっかりに入館したので、誰もいなかったのですが・・・こんなすてきなスポットを完全に一人占め ガイドブックにも載っていない穴場です。ぶらり、おさんぽしてよかった!

 1階から眺望フロアまでの直通エレベーターがあって、開放時間は自由に出入りできます。(警備のおじさんはいますが、特に受付もなかった。) もしかしたら平日限定なのかも、と思いましたが、あるサイトには年中無休とありましたよ。時間は・・・10時スタートしか覚えてないです。。。 

 不確かな情報で恐縮ですが、すばらしい景色を堪能できる場所なので、お近くにいらしたら、ぜひお立ち寄りをおすすめします

 

風流堂 HP

寺町店★松江市寺町151 TEL 0852-21-3241 

 

 

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一力堂 姫小袖

2015-10-04 19:42:08 | 松江・出雲のおやつ

 茶の湯が盛んな松江には、おいしいお菓子もたくさん お菓子屋さんめぐり、楽しみにしてきました!

 創業260年の老舗、一力堂さんの「姫小袖」は、松江藩お留め菓子。松平家の茶会や法要など、藩の御用時のみおつくりしていたそうです。繊細な倫子模様の紅白の和三盆菓子・・・本来の菓銘は不明ですが、このかわいらしさに「姫小袖」と名付けたとか。中にはこっそり、皮むきあん。 前かファンでしたが、やっぱりおいしい 特にできたてはほろりとしてとろけるよう。

 箱もすてきですが、自宅用なので箱なしで購入(6個入り¥778)。

 松江藩にちなんだこんなお菓子も。

 松平家の葵紋をかたどった「松江葵」。松江藩主の初代藩主・松平直政は、徳川家康の孫。だから、葵紋なのですね!葵紋でも、徳川本家、水戸藩、紀州藩などそれぞれ微妙に違うみたい。一見、同じにみえちゃいますね。

 5個入りで¥324。(ばら売りもあり)

 なかなかこれないお店なので、生菓子もいただいてみました。

 「小倉」と「青柿」(ともに¥162!)

 ふっくら小豆粒がたっぷりの「小倉」。中は意外と白あんでした。あんこ好きにはうれしいお菓子 こういうお菓子は小豆のおいしさがストレートにでるだけに・・・腕のみせどころ。大きなお菓子やさんではないけれど、いろんなお菓子を、1つ1つ、丁寧につくられているのがわかります。

 「青柿」は、ぎゅうひで白あんをつつんだお菓子。8月末だったので、柿もまだ青かったです

 それにしても、手軽なお値段でびっくり!

 これも¥50!

 あんずジャムをロールしたプチロールケーキ。ちょっとしたおやつにいいですね

 駅にも売場がありますが、せっかくなので、お店にいってきました

 松江藩にお菓子を納めていた御用達箱。まだ大切に残していたのですね!

 京店商店街にあります。

 

高見一力堂 HP

島根県松江市末次本町53 TEL0852-28-5300  9:30-18:30

 

 

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松江のお菓子 @観月庵と明々庵

2015-10-04 00:12:06 | 松江・出雲のおやつ

 茶人大名として名高かった松江藩七代藩主・松平不昧公。松江城の近くには、不昧公ゆかりのお茶室をながめながら、お茶をいただける場所がいくつかあるのですよ。

 天台宗・普門院は、400年ほど前、松江城が築城された同時期に創建された寺院。こちらの境内にある観月庵に、不昧公も堀川の船にのってたびたび訪れていたのだそう。

 丸窓からお月さまをながめながら、お茶を楽しんだのですね。月がよくみえるように、ひさしが短いのも特徴だそうです。

 お茶室を見学した後、お座敷でお茶を。

 お菓子は、「初雁」。黒糖風味の葛の中に、栗がごろごろはいったこしあん。おいしかった!向月庵というお菓子屋さんのものだそうです。デパートなどに出店してないそうで、棹菓子もおすすめだとか。 

 お茶碗、松江城だ!

 静かな時間。

 さて、お茶をいただいた後、今度は明々庵へ。

 こちらは、不昧公が自ら指示書(今でいう建築図面?)を作成して建てたお茶室。

 一時期、東京に移転していましたが、松江に里帰りし、不昧公150年忌に現在の場所に再興されたそう。

 高台にあり、松江城も一望できます。

 明々庵を眺めながら、まずは松江銘菓を。

 「若草」と「菜種の里」。どちらも不昧公好みのお菓子です。

 「若草」は、松江市内のいろんなお菓子屋さんでみかけますが・・・彩雲堂の初代が伝承をもとに明治時代に復元したもの。今や松江を代表する銘菓で、市内のいろんなお店でみかけます。専売特許にしないで、みんなで一緒に盛りたてているのですね!昔は、春と夏とで緑の色合いをかえていたそうですよ。

 明々庵の「若草」は、彩雲堂さん製。通常のハーフサイズですが、前日に工場でカットしたものを直送しているそうですよ。

 不昧公が命名した「菜種の里」も、面高屋から三英堂の初代がゆずりうけ復活させたお菓子です(昭和4年)。あざやかな黄色を菜種の花に、白い米粒を蝶々にみたてています。本来は、もっと厚くて大きく、割って小さくしていただくのですが、これはお茶席用に一口サイズにしたもの。すてきだったので、おみやげにも買いました!(8コ入り¥600)。

 松江おさんぽ初日にして、松江銘菓を堪能

 明日も楽しみです

 

普門庵 観月庵

松江市北田町27 0852-21-1095 拝観10:00-16:00 休:火(1,2月は要予約) 拝観料¥700(お茶付)

明々庵

松江市北堀町278 0852-21-9863 拝観 4~9月 8:30-18:30 10~3月 8:30-17:00 拝観料¥410 お茶¥410

 

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出雲なんきん @松江

2015-10-03 18:32:40 | 松江・出雲のおやつ

 だいぶ日が経ってしまいましたが・・・8月の夏休みに松江・出雲にいってきました!

 いつかいってみたいと思っていた憧れの町・・・やっと実現 はじめての町を訪れる旅は・・・久しぶりだったなぁ。

 遅ればせながら、旅の記録とおやつをご紹介しますね。

 松江といえば!今、一番タイムリーなのが、国宝指定が決定された松江城。「ブラタモリ」で予習もばっちり

 天守までのぼることができます(かなり階段は急ですが)。各階は展示室にもなっていて、甲冑や食籠、御膳、江戸時代の松江藩城下町のジオラマなども展示。

  美術館みたい

 そして・・・これ、これ!

 なんと、柱の木目に・・・ハートが スゴイ、松江城

 松江城見学の後は、お濠をわたって松江歴史館へ。

 武家屋敷風の博物館です。建物は新しいですね。

 中の喫茶「こはる」で、お茶と和菓子をいただきました

 

 現代の名工、伊丹二夫氏のよる和菓子。6,7種類ぐらいあったかなぁ。好きなものを選べます

 伊丹さんはわらびもちがおすすめだそうですが、かわいい姿にひかれて「出雲なんきん」にしました。・・・金魚です!島根県指定の天然記念物なんですって。金魚が有名とは知らなかったな。いいお顔ですね(笑)。練りきりの中は栗あんです。

 伊丹さんって何者だろう?とちょっと調べたら・・・彩雲堂さんに長くいらした職人さんみたいですね。彩雲堂相談役を経て、独立されたとか。大ベテランだ!

 お菓子とお抹茶とのセットで¥770です。

 旅の楽しみの1つ、マンホール探し

 これは、宍道湖畔の石燈篭と、松江市の花・木のつばき、松のデザイン。

 たしかに、松江市だけあって、松がたくさんありましたね。県庁前付近も日本庭園になってた!

 市内を循環するバス「レイクライン」にも松江らしいあしらいが。 

 座席シートがつばき色 つばきの刺繍もかわいいです。

 大人気の寝台列車「サンライズ出雲」のチケットがやっととれて、うきうきで旅がはじまったものの、不覚にも乗り物酔いをしてしまったり、台風の影響で到着が3時間おくれるというアクシデントが・・・。でも、思っていた以上にみどころが多く、おいしいお菓子もたくさんあって、松江、大好きになりました

 まだまだご紹介したいお菓子がいっぱいあるので、しばらく、「松江・出雲おやつ」、続きますね。

 

 

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