okashihimeのおやつな生活

   こんなお菓子やあんなお菓子・・・そして、ときどきごはん。

ぶっかけうどんと笹大福 @江戸東京たてもの園

2021-05-01 23:15:40 | 美術館のおやつ

 昨秋、江戸東京たてもの園に行ってきて 

 時間ができたら行きたいなぁ、とずーっと思っていたんですよね。ずいぶん前に行ったことがあったけれど。

 まずは、入口すぐ、白亜のかわいらしいおうちへ。

 田園調布の家、旧大川邸。1925年(大正14年)築。

 換気口、かわいらしい!スズランのようにもみえる?

 照明、これはキツツキ?

 中は洋式。食堂、居間、書斎、寝室などなど、コンパクトにちょうどよく収まっていて。床の寄木は部屋ごとにデザインが違っていましたよ。すてき!この時代の建築って細部にこだわりがあってすばらしい。

 お隣は、前川國男邸。なんと標識も現存

 東京文化会館、京都会館、国立国会図書館など、数々の名建築を手掛けた昭和を代表する建築家の自邸です(1942年(昭和17年)築)。戦時中とは思えないモダンな造り

 吹き抜けの食堂兼居間は開放的で、大きな窓から明るい陽がたっぷりと。障子の柔らかい灯りが落ち着きますね。

 台所も広々と。

 コロナで建物の中は見学できないかな、と思っていたのですが、ちょうど!再開した直後で。よかったーーー 

 いいなー。こういうおうちに住みたいな。

 おともだちもレトロ建築好きで、園内をまわったあと、もう1回、見学に行っちゃいました!

 こちらは純和風の日本家屋。三井財閥の、三井八郎右衛門邸。建てられたのは意外と最近で、戦後の1952年(昭和27年)。

 三井家の家紋。

 玄関を入ってすぐのガラスの照明。おしゃれです 家紋入りですね。この下の画像の照明はルネ・ラリックのものだそうですが、もしかしてこちらもなのかな? 

 1階は客間。

 ここは京都油小路の三井邸(明治30年頃築)の一部を移築した部分。欄間は「月」の字を崩した意匠で、桂離宮を模しているそうです。

 1枚1枚、絵が描かれいる格天井。お城や寺院以外では初めてみた!

 孔雀が描かれた杉戸。きれいに残されていますね。

 こちらは板橋区常盤台にあった写真館。1937年(昭和12年)建築です。

 こちらもすてきですね。町の中にこんな建物があったらワクワクするだろうな。

 4人のお子さんがいらしたそうで、子供部屋には4つの椅子が並んでいました。

 おばあちゃんたちの部屋。箪笥もきっちり収まっていて。よくみると寄木デザインが施されていたり、金具部分も手が込んています

 ジブリ映画のモデルにもなった子宝湯。1929年(昭和4年)築。当時の相場の2倍以上の費用をかけた豪華な銭湯です。

 天井が高い!

 銭湯といえばタイル画。これは高砂でいいのかな? テーマに時代を感じますね~。

 富士山だー。女湯からもみえますね♪

 「猿蟹合戦」と「雀のお宿」のタイル画。男湯は平家物語の那須与一、義経&弁慶と勇ましく。

 そうそう、男湯のタイルは水色で・・・

 女湯はピンク

 広告もレトロ感いっぱい。

 昭和初期の店舗兼住宅。

 こちらは花屋さん。

 ファザードの銅板部分に、お花がデザインされていました

 タイル、かわいい

お部屋のガラス戸の模様!今はこういうの、みられないですね。

 さて、こちらの大きな蔵の2階でごはんを

 ぶっかけうどん(¥850)。

 ゆば、かつおぶし、ねぎ、天かす、のりなどたっぷりのせて。つるつるおうどん、おいしかったです

 笹大福(¥310)も気になり。

 笹の中には真ん丸のお餅が。中は粒あん。ちょっと塩味がきいていて、おいしかった!

 旧宇和島藩伊達家の門。

 重厚な造りですが、大正時代のもの。

 神田万世橋にあった交番。いいなぁ。かわいい!

 レトロ建築、たっぷりと堪能。

 約7ヘクタールある江戸東京たてもの園には、30棟ほどの建築物が復元されています。特に店舗兼住宅が並ぶ東ゾーンはタイムスリップ気分で楽しめますよ。現在は休園中ですが、またおでかけできるときがありましたら。

 

江戸東京たてもの園

 


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