今回の旅行で是非行きたかった「リラの僧院」に遂に来ることができました。市内から南に65kmにあるこの僧院は、ブルガリア正教の総本山と言うべき僧院とのことです。
6/14、快晴の天気に恵まれ、絶好の写真日和ともなりました。手元の温度計で23℃。海抜1147mですから、日陰に入り風が吹くとヒンヤリします。ソフィア市内では30℃くらいかな?売店の売り子の人たちは、冬用のラックを着ているところを見ると朝夕はまだ冷えるナ。私も今回訪ねる場所で一番寒い場所対策として、薄手のダウンを持参してきましたが全く不要。ソフィア市内は積雪があり-20℃↓となることもあるとか(同行したソフィア大学の交換留学生の弁)。この場所は相当積雪もあり、寒さも厳しいことが考えられます。
本堂は撮影禁止。入口でもだめかな?
レリョの塔。1833年に火災があり、この塔だけが焼失を
免れ、14世紀建てられた当時の姿で残っているという。高さ
23m、壁の厚さは1.8m。1階はお土産やさんになっています。
僧院の反対側の出口です。ここには、売店やレストランのあるエリアです。
左は僧院の壁ですが、車がスムーズに交差できる
ようにしたのか、削ってあるのが面白い光景です。
滞在時間2時間は短い気がしましたが、精力的に動いたのでもう一回り回れるほどでした。恐らくレストランで食事をする時間はないだろうと考え、自分特製のランチを用意してあったので、川のせせらぎを聞きながら心楽しいヒトトキを過ごすことができました。この僧院のデザインや色彩感覚は、何か私たち日本人にとって懐かしく、好きな色合いかと思います。これをヒントに、陶芸の加装・装飾に生かすとしたらどうしたらイイだろうか、と思いを巡らせました。