カテゴリー「Ⓠ-🏹弓道の心・技・体」のはじめに」~若い頃、弓道をしばらく続けれたのは、縁がありよき指導者に恵まれたことです。弓道で的中率を上げるには、技術的なことと合わせて、精神性が伴わなければならない奥の深い分野で、ある程度の段位に到達するにも稽古に費やす時間が必要になります。仕事の関係で時間確保が困難になってきたこともあり、現在は道場通いはしていません。私の体験程度では「弓道とは⁉」と語ることはできませんが、本カテゴリーは、弓道について未知or初心の方への解説と情報提供、私の弓道を通しての体験談や学んだことを記録していきます。
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生涯スポーツの一つとして、また一日の日課として自宅に簡易でも弓道場的なものがあればイイな!と思っていました。以前住んでいた家の敷地には、屋根付きの的場をDIYで作り弓を射ることのできる場所がありました。しかし、現在地に居を構えると決めたときに、28mの的場を確保することができなくMy弓道場の夢を断念し、「巻き藁」だけでもどこかに置こう!と考えました。
巻き藁を置くだけなら室内でも置く場所はあります。灯油窯の置いてある場所は、ちょっとしたスペースがあります。しかし、和弓の場合、弓をヒク過程で、少なくても3.5mほどの高さが必要です。この高さは、射手の身長と弓の長さによって決まります。私の場合、この場所では「打起し」の場合、天井にぶつかってしまいます。40cmほど高さが足りないのです。そこで考えたのは、巻き藁を窓のある室内に置き、練習するときはその窓を開け、屋外から射るようにしました。いいアイディアですが、私には周囲の視線が気になります。
巻き藁は少し斜めにセッティング。右が灯油窯です。
※ 巻き藁(直径50cm 長さ80cm 重さ約36.5kg)
いろいろ変遷!があり、遂にイイ場所が見つかりました。私がパテオ(中庭)と呼んでいる場所は、周りから全く見られません。理由;昨年までこの場所は、ブドウ棚がありましたが、日当たりのイイ庭に移しブドウ棚を撤去したためです。しかし、窓のすぐ近くまで灯油窯が迫っています。
室内から見たところ。やっと入った!といった感じ。
巻き藁は、斜めにするとやっと入ることがわかりました。灯油窯を使うときは、巻き藁は移動できるようにしてあります。手前のスチール製の棚も簡単に移動できます。巻き藁;36.5Kgは少し重いですが、好きなことであればナンのその!冬季と雨天の日はできませんが、これが我が家の「巻き藁」だけの練習場!です。