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50%の運と50%の努力

2006-07-22 00:52:33 | 海外遠征中
W杯の準備の中でも最も考えなければならない問題は、そうチケット。最早、入手するのは容易ではない。実際問題、本当に直前になるまでどうしようか悩んでました。
色々、振り返ってみると、まだW杯の予選の真っ最中のさなかに1次販売が行われ、自分自身も2005年3月28日に申し込んだ記録が残っている。それから幾度となく期間を切りながら販売が行われていくことになるのだが、何といっこうに買うことが出来ない。申し込んではnot successfulもしくは落選のお知らせばかり。スポンサーがらみのところもHP等をチェックしては、申し込んだがまったく功をなさず全然打開が出来ない。

そんなこんなしているうちに、何故かドイツの情報については徐々に詳しくなっていき、とりあえずドイツ語を勉強しておくかということで、ドイツに行ってた友達にも色々聞きつつ、まあ独学で勉強を始めだした。と同時に色々な情報をまとめようと、このブログに「ドイツへの道」として書き連ねようとしたんだけど、こちらの方はあえなく挫折。このことが振り返れば自分自身にとっての一つの重要な要素であることは間違いないんだけど、まだまだ当時は軽い気持ち。

さて、本題に戻ろう。チケットについては、2006年を迎えても何と1枚も入手できていない状態。さすがにまずいなぁと思ってたところへ、友人から協会分が当ったぞ!という連絡。この友人とはその後も苦楽をともにするわけだが、本当に世話になった。改めて感謝したい。何とか、これで1枚確保して、完全に行くこと&試合が見れることが決定!ここからは、どう行くのか?他に何試合見るのか?どれくらいの期間滞在するのか?をフルスピードで検討。場合によっては会社を辞める必要もあるなぁとかFC東京の試合を見れなくなるなぁとかのケースまで考えたので、ある意味で自分の人生論の検討まで入り、さすがに疲れたオフシーズンを過ごすこととなった。3月に入りJ1が開幕し、東京の試合をいつもどおり観戦し始めて、数試合もしたところで、ほぼどうするかということは決定。結果1年ドイツに行くことに。この話はまた次回以降。

長期で行くことが決まれば、後は何も考えずにチケット入手へ帆走。オフィシャルはほぼ常時sold out状態なので、手の出る範囲でオークションサイトとかでチケットを落札したりして入手。チケットブローカーのサイトとかも多数発見したんだけど、高すぎて手が出ない。Hospitality ticketなるものも考えたけど、やはり高すぎて手が出ない。そうこうしてるうちに2005年11月に申し込んでいたコンディショナルチケットが4月の中頃に当選するなど、ラッキーもあった。

そして、今回のキーポイントの5月。前回の2002年のときも同じような現象があり、パニック気味になったけど、今回もまあ同様。何とゴールデンウィークに一斉に大量大セール!!前回の経験がすごく活きて、1日中インターネットと格闘し、次々とチケットを入手していく。何かここに書くと簡単にスパスパ取れてるような感じになってしまうけど、相当大変でした。色々動いた結果、ドイツへ旅立つ前にギリギリ位まで頑張って、12枚を確保。これがまあ今思えば良かったように思う。今回、現地調達は相当厳しかったように映る。特に自分が見たい試合とかは当然に全世界の人も見たい試合だったりするので。

その他におまけがあり、なんと再びコンディショナルチケットが当選。しかも日本VSクロアチア。これは試合5日前の話。メールを確認したのが、試合3日前とかだったから、確認してなかったらとか思うとある意味でゾッとする話。まさか、自分が最終的にオーストラリア戦・クロアチア戦・ブラジル戦の3試合とも見れるとは思わなかった。

結果、計13枚(FIFA7枚・協会1枚・オークション5枚)。がんばりが足りないということも多分にあるけれど、現地調達は残念ながら無理でした。一部の試合で見てみたかったなぁと思う試合(アルゼンチンVSセルビアモンテネグロ:6-0とか)があるけど、まあ体調の問題もあり、ちょうど良かったのかなと思う。

取れれば取れただけということが心情だけど、取れた分だけ移動がきつくなってくること、手段・経路が限られてくること、そして同日開催の裏試合がよくわからないことなど、薬の副作用みたいなものが実は数多く発生。わかっているようで、意外に外には知られない苦労話・ドラマとかを次に紹介。実はこれがワールドカップ観戦の醍醐味といえるのではないかと個人的には思う。

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