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父の葬儀

2017-09-09 16:17:00 | 世間話
9月4日、認知症患者用の施設(グループホーム)で父が息を引き取りました。
87歳でした。
死亡診断書によると、直接の死因は「誤嚥性肺炎」ということです。
でも、昔だったら、「老衰」と言われたんじゃないかと思います。
施設の職員の皆さんには、よくしていただいたと思っています。

葬儀は、故人の信仰を尊重して、キリスト教式で執り行いました。
すでに葬儀社さんと打合せ済みでした。
キリスト教式の葬儀は、教会で開催するのが原則だそうです。
しかし、参列者は多いと予想されたので、教会では無理でした。
そこで、葬儀社のホールで開催し、牧師さんに出張してきてもらいました。
ただし、事情があり、父が通っていた教会の牧師さんというわけではありません。
断られて当然のところを無理を承知でお願いしました。

キリスト教式なので、「お通夜」にあたる儀式は「前夜式」でした。
「前夜祭」ともいうようです。
これを6日の夜、行いました。
本葬は、7日の昼に「告別式」として開きました。
どちらも、牧師さんが2-3度聖書の一部を朗読し、それについて説教をします(ほかの名前が付けられていました)。
お祈りもします。
皆で賛美歌も歌いました。
たぶん一番ポピュラーな「いつくしみ深き」とかです。
お焼香の代わりに献花(牧師さんの宗派では飾花(しょっか)というそうです)をします。

最近は、キリスト教式の結婚式が普及しているようです。
しかし、キリスト教式の葬式はめったにありません。
貴重な体験でした。
お坊さんがお経を読むのとは違い、牧師さんは普通の日本語で語りかけてくれます。
聖書の言葉そのものは、信者じゃないと理解しやすいとはいえませんが、だいたいの意味はわかります。
これはこれでいいものだと感心しました。

私は、喪主なので、2回あいさつしました。
原稿は自分で書き持参しましたが、なんとか読まずに済ませられました。
よかった、よかった。