オドフラン ~いつもどこかに「なるほど」を~

誰かのためになるようなことを、書き込んだり、書き込まなかったり

昔話の表現がどんどん「平和」になっている件~むかし話とか教訓って類のものって、ちょっとトゲがあるくらいがちょうどいいのでは?~

2023-02-08 08:54:37 | 日記

これも時代の流れなのか、昔話の表現がどんどん傷つけない「平和」な表現に変わりつつあるようです。

有名なところでは「さるかに合戦」が、最近は「さるかにばなし」に変わってたりするようです。
「合戦」という言葉が「戦い」を連想させるので不適切だと。

あとは、桃太郎なんかも、「犬、さる、きじ、の家来」ではなく
「犬、さる、きじ、のお友達」という上下関係をにおわせない表現になってたり。

このあたりでも、少々「やりすぎなのでは?」とも思えなくもない。笑


ただ、物語そのものにも、修正が入っている。
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【むかし】
先の「さるかに合戦」もとい「さるかにばなし」では、
悪いサルが柿を投げて、カニの甲羅を砕いて死んでしまう。
それに起こったカニグループが、仕返しして
サルを撃滅させる、という物語なんですが、

【いま】
サルの投げた柿で、カニはちょっと気絶する。
で、カニが怒って、猿にちょっとやりかえす。
最後はみんなで仲良く柿を食べる
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こんな物語なんだそうです。

赤ずきんちゃんに至っては「オオカミ」はお婆さんを食べないで、
クローゼットにこっそり隠している、という設定だそうです。

 

 


確かに優しい世界なんだけど・・・

 

 

 

 

 

ぜんぜん怖くない!!!www

 

 

 

 

個人的には、むかし話という類のものって、ちょっと怖いくらいがちょうどよくって

「遠い昔は、こんなに恐ろしい世界があったんだ。」っていうのが教訓になって

今の時代をちゃんと生きなければ、って思うんじゃないの?

などと思ったりもしました。