オドフラン ~いつもどこかに「なるほど」を~

誰かのためになるようなことを、書き込んだり、書き込まなかったり

LD(学習障碍)とは?

2010-04-22 15:07:41 | 日記
LDという言葉を聞いたことはあるでしょうか。


LDは学習障碍と呼ばれる障碍で、

2005年度からの「発達障碍者支援法」の施行により、

今まで支援の対象とならなかった、LDやADHD(注意欠陥多動性障碍)

といった障碍に対して、国や自治体が支援の責任があるものとされました。


 学校教師(特に小学校教師)であれば、知って当たり前のことのようですが、

一般的には、あまり知られていないと思われます。また、名前は知っていても、

実際そういった子を、始めて目の当たりにすると、多くの方は驚きを覚えると思います。


 統計データではありませんが、ある話では、学校内の生徒の1割くらいは、

LDではないか、といわれるくらいですので、実際はかなり身近ではないかと思われます。




 ここでは、LDの子は、どういった行動をするのか、ということから記載します。


 まず、LDは、学習障碍と言う名の通り、学習に関することに対して、

困難さがあります。学習に関することとは、

「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といったことです。

これらのことが、身に付くのが比較的遅くなりがちなので、国語の作文を書く時間や、

算数で計算する時間に、どうしたらいいかがわからず、なにもしなかったり、

人にちょっかいを出してしまう傾向があるようです。また、言いたいことを、

筋を通して、うまく話せなかったり、聞いたことをうまく覚えられない

うまく理解できない、といったことがあるようです。


 このように挙げてみますと、どれも「そう言えば、

自分が小学生の頃にもそういう子がいたかも知れない。」と思えたり、

「自分も文を書くのは苦手」「自分も計算は苦手」と思えることもあるので、

障碍そのものは、あまり特別なことではないかも知れません。



 ただし、傾向としては強くあるので、人によっては「なまけている」「ふざけている」

というように感じられることもあると思われます。


 LDの子どもへの対応について、細かいことは、いずれお伝えしたいと思いますが、

総じて考えますと、相手に対する「思いやり」が一番なのだと思います。

聞き取りにくいようであれば、ゆっくり話す、

数字が苦手のようであれば、絵を使って教える、などです。




4は「し」、「よん」どっち? 7は「なな」、「しち」どっち?

2010-04-13 09:56:46 | 日記
漢字では、同じ文字でも音読みか訓読みかで読み方が違います。


まあ、これに関しては特に説明しなくても、


「そりゃそうだ」とご納得いただけるでしょう。


ところが、数字になるとどうでしょう。


例えば4。


これは「よん」と読みますか?「し」と読みますか?


同じく7もどうでしょう。


「なな」と読みますか?「しち」と読みますか?


どういう時に区別しますか?


私の知人が面白い法則を見つけてくれたので紹介します。











数字はですね、下から数えていくと


1、2、3、4(し)、5、6、7(しち)、8、9、10・・・となるんです。


で、逆に、上から数えていくと、


10、9、8、7(なな)、6、5、4(よん)、3、2、1・・・ってなるんです。
















へーーー!!なるほど!!



【今日の一言】

授業を始める前や

お子さんとのナニゲない会話の時に、

是非話してみてください。

結構ウケます。

桜は、“人の方”を向いて咲く花!?

2010-04-02 10:25:06 | 日記
4月ですね。


桜の季節です。


最近は日本人はもちろん、


外国人の方も、桜や花見に人気があるようですね。


さて、そんなこんなで、国内外問わず、誰からも親しまれている「桜」ですが、


「下(人の方)を向いて咲く」というのをご存知でしょうか?


普通、花は上を向いて咲きますよね。


↓こんな感じで。
花1


↓もちろん他の花も同じです。
花2


ところが、桜はどうでしょう?
桜1


↓なんと、下を向いて、ちょうど私たちのほうに顔を向けるように咲いているんです。
桜2


↓こんな感じで。
桜3


↓この桜も「こっち」を向いています。
桜4




【今日の一言】

桜がこれほどまでに人気があるのは、ただ単に綺麗なだけではないのかも。