昨日M1決勝が行われましたね。
令和ロマンの優勝で幕を閉じました。
さて、個人的に気になったのは、「M1レベル」がトレンド入りしたにも関わらず、
中身を見ると
「M1レベル高い」という内容と、
「M1レベル低い」という内容の、2極化。
何なんだこれは?とものすごく気になった。
【平均的な技術で見る人は「高い」と評する(車で言えばTOYOTA)。瞬間的な爆発力を期待する人は「低い」と評する(車で言えばランボルギーニとかフェラーリ)】
▼標準機能は高い
さて、同じ漫才を見て、「今年はレベルが高い」とみる人と、「レベルが低い」とみる人、
この違いは何かと考えた。
どうやら「視点」だ。
平均的なレベルや技術力で見る人は「今年はレベルが高い」と感じたようだ。
車で言えば、TOYOTAといったところか。
テンポもいいし、ワードセンスもいい、活舌もいいから聞き取りやすい。などなど。
ひと昔前であれば、10組もいれば何組かは「しーん」としたまま終わる漫才があったと記憶している。
ただ、今年は、コンスタントに笑いが取れていたので、そういう意味で「レベルが高い」という評価なのだろう
▼爆発的なスポーツカー、みたいな車を期待していた人たちは、不満(低い)
一方で。
かつてのミルクボーイの登場を期待するなど、「圧倒的な爆発力」を期待していた人たちからすると
「TOYOTA車ばかりが並んでいる展示会」では、不満だったように思う。
そう。
最新鋭のスポーツカーが見たかったのだ。
そういう意味では、今年のM1は、最終決戦でも、票数が割れたようなので、
どこか1組が圧倒した大会にはならなかったようだ。
こうしてみるとマーケティングっておもしろいね。