オドフラン ~いつもどこかに「なるほど」を~

誰かのためになるようなことを、書き込んだり、書き込まなかったり

初めの10年は母親、次の10年は父親

2010-05-25 09:05:54 | 日記
「子どもは結局母親がいいらしい」という父親の嘆きを聞いたことがあります。


小さい頃は、怪我をしたり、いやなことがあると、まっさきに向かうのは、


父親より母親だったりします。そういった様子を見て思ったのかも知れません。


お父さんよりお母さんがやさしくしてくれるのを、子どもは無意識にわかっているのです。




確かに、小さい頃は母親の優しさ、包容力、暖かさが、子どもにとっては必要になります。


そうしたことで、人の暖かさや優しさを覚えて、他の人も同じように優しくしたり、


暖かく接することが出来るのだと思います。




生まれたばかりの頃は、母親と子どもは常に一緒にいることで、


母親の母性ホルモンが活性されて、母親・子どもの両方にとっていいということを


聞いたことがあります。


南米のある村では、生まれてから2週間くらいは、


母親が常に子どもを抱きかかえている風習があるそうです。


(その間の食事は、父親が用意します。)



しかしだからといって、いくつになっても母親べったりではあまりいいこととは言えません。


その大きな理由は、「いずれは大人になって親元を離れる」からです。


現在、ニートなどの社会問題がありますが、ずっと親の支援から離れられない、


といのは、親・子どもの両者にとって、辛いことだと思います。


ですが、大人の社会はえてして厳しく、


20歳を超えれば急に社会への耐性が付くわけではないので、親元にいる間に、


じょじょに慣れていく必要があります。


そのための壁として、または社会の手本となるのが、父親です。




多くの子どもは、大体10歳を超えるくらいから自分と目の前にいる人以外の他者を


理解するようになります。こうしたことで、集団(=社会)にいる自分がどうあるべきかを、


次第に深く考えるようになってきます。





ほとんどの子どもは「いい人と思われたい」「かっこいいと思われたい」


「かわいいと思われたい」「注目されたい」といった自分本位の欲求にかられますが、


社会にとっては真に大事なことは何かを教えるのは、父親が適していると思います。


そして、まだ頭は柔らかいので、教え方を伝えるのは、この時期が適していると思います。


(20歳を超えてしまえば、親が鍛えなおすのは難しくなってしまいます。


厳しい社会に委ねることになり、それは子ども自身がとても辛いことだと思います。)




必ずしも10歳で区切る必要はありませんが、この時期に我が子の教育方針を見直してみて、


これまでお母様が中心だったことを、お父様が中心として考えられてみる、


という目安としてはいい時期だではないでしょうか。


「かわいい子には旅をさせよ」といいます。是非、父親の厳しさで旅をさせてもらえたらと思います。


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「なぜ勉強するのか」2

2010-05-17 14:11:17 | 日記
進級・進学、新しい生活にも少しずつ慣れてきたでしょうか?


学年も1つあがって、心機一転、


今が一番、意欲・好奇心ともに満ちているころでしょうか。


さて、そもそも「どうして勉強しなけりゃいけない」のでしょう。


すごい“そもそも論”ですが、非常に重要なことです。


実は当コラムでも以前、“「なぜ勉強するのか」”というのを寅さんのシーンを引用して


ご紹介させていただきました。


今日はその第2弾です。



なぜ勉強するのか・・・


一言で言うと


『(生きていく上で)選択肢が広がるから』です。


↑先日テレビを見ていたら、島田紳助さんがおっしゃっていたんですが


非常にいい言葉なだあと思いました。



そういえば以前、ノーベル賞を受賞された益川敏英先生も同じようなことをおしゃっていました。


「学問は自由を獲得する作業である」と。


そうなんです。


勉強をすると、人生の選択肢が増えるんです。


紳助さんいわく、これは要するにお小遣いと同じことなんだそうです。


つまり、1万円持っている人と1000円しか持っていない人の違いのようなものでしょうか。


1万円持っていると、2000円のものでも5000円のものでも色々買うことができます。


もちろん300円のものだって買えます。


ところが、1000円しか持っていない人には、5000円のものはもちろん、2000円ものもの買えない。


結局300円や500円のものを買うしかない。


勉強をし、知識を増やしていくということは


まさに人生の選択肢を増やす作業(益川先生的に言うところの「自由を獲得する作業」)なんですよね。




【今日の一言】


ちなみに、お小遣いは多いのと少ないの、


どちらがいいですか??

子どもにもわかりやすい「栄養バランス」

2010-05-13 10:16:22 | 日記
「食べろ」「食べろ」といっても、「いやなものはいや」なのが、子どもというもの。


まずは、どれだけ食べればいいのか、をわかってもらうことが一番です。


そういうことで考え出されたのが、「手ばかり運動」です。


まず、食べ物を3種類に分けます。


一つは、ごはん、パン、そば・うどんなどのいわゆる糖質です。


「きいろちゃん」と名前をつけました。言われてみれば、黄色のような感じです。


きいろちゃんは、1回の食事に両手に乗るくらいの量がちょうどいいようです。


二つ目は、野菜など、いわゆるビタミン・カロチンです。


名前は、色そのままの「みどりちゃん」。


みどりちゃんは、炒め物では、


6歳までは両手に乗るくらい。7歳からは、片手に山盛り。


生では、6歳までは両手に乗るくらいを2はい。7歳からは、両手に1ぱい。


がちょうどいいようです。


三つ目は、肉や魚、卵などの、いわゆるたんぱく質です。


これは、「あかちゃん」です。(「赤ん坊」みたいな名前ですね…)


あかちゃんは、片手に乗るくらいがちょうどいいようです。



大人の手は大きく、子どもの手は小さいのですが、


それもそれぞれ体の大きさと対応しているので、大人は多く、


子どもはそれより少なく食べればよい、ということになります。


食べる量がわかれば、「僕はこれくらい」「お父さんはこれくらい」と家族の中でも、会話がはずみそうですね。



詳しくは、こちらに、子供向けにわかりやすいポスターがあります。
http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu_wdm/html/hear-press/72054594754.html

マンホールは何故丸い??

2010-05-06 08:37:40 | 日記
当たり前であればあるほど、よくよく考えてみると不思議なものってよくあるもんです。


今日のテーマはマンホール。


おそらく、日常会話の中で、マンホールについて語る機会など、


お仕事で関わる方は別として、なかなかないですよね。


ところが、まあ、今の日本でごく普通に生活している人なら


見たことない人もいないでしょう、マンホール。笑


だから、たまにはマンホールについて語りましょう。


語りあいましょう♪(行きすぎ!)











道路を歩いていると、多い時には数メートル、数十メートルに1つのペースでありますよね。


マンホール。


そして、それらのほとんどは丸い形をしています。


中には四角や三角など、色んな形があってもよさそうです。


でも、世の中のほとんどは丸い形をしています。


何故でしょうか。。。





それは・・・











『どの向きにしても、フタが穴に落ちる心配がないから』です。





なんと、ちゃんと合理的な理由があるんですね。


よくよく考えてみるとそうなんです。


例えば四角形のマンホールがあったとします。


ナナメにしたら、フタが下に落ちてしまい、下で作業をしている人に危険です。


多角形は基本的に対角線の長さが一辺より長くなってしまうので、落下する可能性があるのです。


三角形ならどうだ???


三角形でも同じことです。


少し傾けると下に落ちてしまいます。


(※参考動画はこちら


あと何より、三角形も含め多角形だと、それを囲む地面の圧力が均一にならないので危険です。



まあ、色んな形もいいですが・・・


単純で、作りやすくて、安全で。


やっぱりマンホールは丸ですね。



【今日の一言】

全てのものに意味がある。

(参考movie:マンホールのフタは何故丸い?