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2014年02月06日 | 国際

2014年1月31日金曜日

仏・国際漫画祭で出展中止の"日本側団体"は幸福の科学がらみ

 
フランス南西部のアングレームで1月30日に開幕した「アングレーム国際漫画祭」で、韓国側の従軍慰安婦ネタ出展に対し、日本から「従軍慰安婦の強制連行はなかった」と主張するマンガの出展を予定していた「論破プロジェクト」の展示と記者会見が、主催者側から中止要請を受けていることが報道されています。ネット上には、日本側のブースが「破壊された」と伝える情報も。

中止要請の理由は「政治宣伝だから」とのこと。韓国の政治宣伝はOKなのになぜ日本の政治宣伝はダメなのかと疑問に思えてきますが、そもそも「論破プロジェクト」は、幸福の科学がらみのプロジェクト。従軍慰安婦問題とはまた別の宗教的“政治宣伝”の側面も持っています。

■韓国は政治宣伝OKで日本はダメだと?

「論破プロジェクト」の出展中止問題は、産経新聞が〈「慰安婦漫画」韓国OK、日本ダメ 仏国際展 主催者「政治的な宣伝」〉といった見出しで報じています。またYouTubeでは〈【速報】フランスアングレーム漫画祭日本ブース破壊される 【拡散】〉というタイトルで、現地スタッフがFacebookに投稿した内容が配信されています。

「論破プロジェクト」は、今回の漫画祭での出展に向けて昨年9月頃に始動した団体。韓国が「アングレーム国際漫画祭」で従軍慰安婦問題に関するマンガを出 展することに対して、「世界に「捏造された歴史」が流布される事は、許しがたい」「従軍慰安婦の強制連行はなかった」として、「真実の歴史に基づいた漫 画」を出展するためにマンガ作品を一般公募していました。

産経新聞の記事によれば、中止要請の理由は「政治的な宣伝」だからとのことです。しかし韓国側の慰安婦ネタ出展も、明らかに同じ「政治的な宣伝」。なぜ日本側ばかりが表現を禁じられるのか謎です。

31日、日本の政治家たちがこの問題に反応。共同通信によると、岸田文雄外相が記者会見で不快感を表明すると、菅義偉官房長官は韓国政府が同漫画祭を主導していると批判。片山さつき参議院議員は、Twitterで「明日欧亜局呼びます早期事態収拾を!」と息巻いています。
■後援に幸福実現党

「頑張れ!論破プロジェクト」と言いたいところですが、実はこの団体、幸福の科学がらみです。

幸福の科学とは、さんざん本紙で報じてきている通り、批判者を裁判で威嚇し、施設建設に反対する近隣住民を恫喝し、教祖が様々な人物(存命中含む)の霊を呼び出した称して、他者を誹謗中傷したり自分たちの宣伝に利用したりする、反社会的な宗教団体です。

昨年、本紙記者が「論破プロジェクト」のサイトを見た際には、後援団体として、幸福の科学の政治団体である「幸福実現党」の名前が掲載されていました。

幸福実現党は、本部が幸福の科学施設内にあり、幸福実現党自身が祈願等の宗教行為を行って信者からカネを集めています。また、大川隆法総裁が本紙・藤倉善 郎主筆の守護霊を無断で呼び出して罵った際、当時の教団広報局長(実物)が藤倉(霊)に向かって、政治も教義の一部である旨を口走っています。つまり幸福 実現党の政治的主張は、それ自体が幸福の科学の宗教的主張というわけです。

「頑張れ!論破プロジェクト」の賛同者の中には、月刊「WiLL」の花田紀凱編集長や、『金田一少年の事件簿』で有名なマンガ家で、2009年に幸福実現 党公認候補として衆院選に出馬したさとうふみや氏の名前もありました。さとうふみや氏は公募作品の選考委員長も兼ねていました。

■メインキャラクターに幸福実現党幹部のマスコット

2012年都知事選の選挙カーにもトックマが
また、「論破プロジェクト」がアングレーム国際漫画祭に出品する作品を公募中だった昨年11月、すでに出展予定に決まっていたマンガ作品がありました。『The J fact』というタイトルの作品で、黄色いクマのキャラクターが登場します。

これは、幸福実現党青年局長・トクマが2012年の都知事選や2013年の参院選に出馬した際、自らのマスコットキャラクターとして使用していた「トック マ」くん。本紙・藤倉主筆も、トクマの選挙演説を取材した際、不用意にトックマくんに近づいたため股間をまさぐられるというハプニングにあっています。

トクマのトックマくんと「論破プロジェクト」のトックマくんが同一であることは、幸福の科学信者のブログに掲載された、以下の文章からも確認できます。
【光の使徒達のブログ 2013年10月29日】題して、「論破プロジェクト」(^-^)v

(略)

実は…トクマのまわりで新しいプロジェクトが立ち上がりました!!
題して、「論破プロジェクト」(^-^)v

(略)

TOKMAのキャラクターであり、
トクマの分身でもある“トックマ”
この“論破プロジェクト”の今のメインテーマ…フランスのアングレーム国際漫画フェスティバル
出品作品の主人公として、トックマが登場することになりました(^-^)v

(略)

※トクマへのメッセージいろいろなご提案などは、
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トクマNEWS編集責任鎌倉真理

カネ集めに余念がないトックマくん(「論破プロジェクト」より)
末尾の表記から推察するに、幸福の科学信者に配信されているトクマ情報のメールを転載したもののようです。

そしてこのトックマくん、「論破プロジェクト」のメインキャラクターにも就任しているようで、「論破プロジェクト」のバナーやページ内のアイコンとして多 用されています。本記事の冒頭に掲載している、撤去されたというアングレーム国際漫画祭での「論破プロジェクト」のブースにも、トックマくんの姿が見えま す。

「メインキャラクター」が特定の宗教団体による選挙戦のマスコットキャラクター。従軍慰安婦問題とは違った意味で「政治的な宣伝」に見えます。前述のとおり、「政治」は彼らの教義の一部ですから、「宗教宣伝」であるとさえ言えそうです。

本紙主筆の股間をまさぐるトックマくん(2013年参院選)

■教団との関係に触れない論破プロジェクトと産経新聞

ところが現在の「論破プロジェクト」に「幸福実現党」の文字は見当たりません。花田紀凱氏やさとうふみや氏の名前が並んだ賛同人一覧も見当たらなくなっています。幸福の科学の機関誌『ザ・リバティ』のサイトや、『Are You Happy?』のサイトにも「論破プロジェクト」の紹介記事がありますが、いずれも幸福の科学や幸福実現党との関係は説明されていません。

トックマくんを載せても「幸福の科学」には言及せず(産経新聞社ZAKZAK
また、幸福の科学の偽装広告を通常の記事のように見せて掲載するなどしてきた前科がある産経新聞社発行の『ZAKZAK』も昨年10月に「論破プロジェクト」の紹介記事を掲載しています。ここにも、幸福の科学との関係は書かれていません。今回の「アングレーム国際漫画祭」での出展中止要請を報じた『産経新聞』の記事も同様です。

『ザ・リバティ』も産経新聞社も、トックマくんが掲載されたマンガ作品の写真まで掲載しておきながら、それが幸福実現党幹部のキャラクターであることには全く触れていません。

幸福の科学がからんだ団体であり、幸福実現党幹部の宣伝になっているのに、その事実を明示しない「論破プロジェクト」と幸福の科学。そして、同じくその点を示さないまま報道する産経新聞社。

慰安婦問題について日本側の主張を示そうという趣旨自体は大いに評価できます。従軍慰安婦問題をめぐる韓国側のプロパガンダが目に余ることは確かですし、「政治的な宣伝」という理由で日本側だけが出展中止要請を受けるのは理不尽でしょう。

純粋に「慰安婦問題」の議論だけ抜き出せば、「論破プロジェクト」側にも理があるかもしれません。しかし、純粋に議論の内容だけで評価するには、「論破プ ロジェクト」はあまりに特殊な宗教政党の宣伝色を帯びすぎている上に、そのことを隠そうとする不誠実な意図すら見え隠れします。

なお、本紙では31日に「論破プロジェクト」に取材を申し入れましたが、いまのところ返答はありません。

◇当初「論破プロジェクト」サイトに掲載されていた賛同人等

賛同人一覧(50音順、敬称略)
加瀬英明(外交評論家)
黄 文雄 (評論家)
さとうふみや(漫画家・論破プロジェクト漫画選考委員長)
すぎやまこういち (作曲家)
高橋史朗 (明星大学教育学部教授)
田中英道 (東北大学名誉教授)
中村 功 (経営者漁火会会長)
西村幸祐
花田紀凱 (『WiLL』編集長)
濱口和久 (拓殖大学客員教授)
坂東忠信 (全国防犯啓蒙推進機構理事(元.通訳捜査官))
藤岡信勝 (拓殖大学客員教授)
水間政憲 (近現代史研究家)
鳴  霞 (ジャーナリスト)
惠隆之介 (「沖縄・尖閣を守る実行委員会」代表)
茂木弘道 (「史実を世界に発信する会」事務局長)
山際澄夫 (ジャーナリスト)
渡部昇一 (上智大学名誉教授)

後援団体(50音順)
「慰安婦の真実」国民運動
株式会社安田建設
幸福実現党
日本の歴史を考える会

協賛企業・団体
株式会社安田建設
島根と日本の誇りを守る会
有限会社林商事



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