F35、飛行中止=国外お披露目、微妙に-米軍
【ワシントン時事】米国防総省は3日、開発中のステルス戦闘機F35について、全機の飛行中止を命じたと発表した。6月に起きた出火事故を受けてエンジンを検査するためで、検査結果を待って再開の是非を判断する。
事故は6月23日、フロリダ州のエグリン空軍基地で発生。空軍仕様のF35Aが離陸しようとしたところ、エンジン付近から出火した。負傷者はなかった。飛行中止の対象は、A型だけでなく、海兵隊仕様のB型、空母艦載用のC型と、全種類に及ぶ。
F35をめぐっては、B型が英南部で来週開かれる航空ショーに参加し、米国外で初飛行を披露する予定だ。国防総省は週明けに参加を認めるかどうか決めるとしている。(2014/07/04-12:03)
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