中国、韓国検察の証拠は偽公文書 脱北者スパイ事件で通告
2014年2月18日 17時11分
【ソウル共同】韓国に住む北朝鮮脱出住民(脱北者)の情報を北朝鮮に渡したとしてスパイ罪で起訴され、一審で無罪判決を受けた男性(33)の控訴審で、韓国検察が証拠提出した男性の中国出入国記録は偽造されたものだと中国政府が18日までにソウル高裁に通告した。
中国側は「(偽造は)犯罪であり、中国が捜査する」と表明、記録の出所の説明を高裁に求めた。韓国当局が男性のスパイ容疑をでっち上げる目的で記録を偽造した疑いがあるとの見方があり、中韓の外交問題になる見通しだ。
在韓国中国大使館が高裁に宛てた13日付の書簡の内容を男性の弁護団が明らかにした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます