オーソレ、何それ?

私、o_sole_mioが好きな歴史、旬の話題、
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適当に書きつづります。

兼六園に行って来ました

2007-01-07 23:38:51 | Weblog
お正月休みを利用して、金沢の兼六園に行って来ました。ご存知の通り兼六園は水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並ぶ三名園の一つです。

今年は例年になく穏やかなお正月で、雪の心配のなかったことから高速を利用して車で行きました(一日違いで大荒れの天気でしたが)。大阪からはおよそ3時間でに金沢に到着します。当日はよい天気で海も穏やかで、山と海の美しい景色をドライブしながら堪能することができました。

金沢は加賀百万石の城下町で、兼六園は金沢城のすぐ隣にあります。金沢城の外郭に作られた庭園でしたが、歴代の藩主が増築を続け、13代藩主前田斉泰に時代に現在の形ができあがったそうです。兼六園は洛陽名園記にある六勝(宏大、幽邃(ゆうすい)、人力、蒼古、水泉、眺望)を兼備する庭園という意味で、奥州白河藩主白河楽翁(=松平定信)の命名だそうです。

園内は池や曲水など水が豊かですが、防火用水としての役割も持っていたそうで、当時のお殿様(またはその家臣)の合理精神にも感心させられます(そういえば後楽園も岡山城の防御が築造の目的の一つだそうです)。

この時期の兼六園といえば、雪吊りされた松の木と雪景色が有名ですが、雪はほとんどありませんでした(おかげで車で行くことができたのですが)。しかしながら古い木々や青々とした苔にさすがに手入れの行き届いた庭園だと感心しました。

金沢訪問後、福井の芦原温泉まで引き返し、そこで一泊して帰りました。

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2 コメント

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兼六園 (kazu-n)
2007-01-08 03:30:55
おつかれさまでした。
兼六園。私は金沢出身ですので、小学校のときは写生大会とか、園内の清掃の手伝いなどでしょっちゅう訪れた記憶があります。暖冬のためか金沢も最近はめっきり雪が減ってしまったようで、せっかくの雪釣りもあまり意味がなくなってしまったと聞きました(去年は例外だったそうですが)。
なつかしい写真ありがとうございました。
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いい街ですね (o_sole_mio)
2007-01-08 22:16:33
kazu-nさん、ご帰国の準備はいかがでしょうか。

今年は例年に輪をかけたような暖冬のようで、この時期に園内の日陰に残雪がごくわずかあっただけでした。兼六園は雪景色も風情がありますが、木々や苔が青々としてそれもまたよかったです。

金沢がご出身なのですか。兼六園もさることながら、モダンとレトロが融和した金沢の街並みも印象に残りました。また訪れてみたいと思いますし、次は能登や立山の方へも足を伸ばしたいと思っています。
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