畿内の大型古墳群の延長線上に位置する吉備(現岡山県)の大型古墳ですが、吉備の古墳を見てみると吉備王国が単に地方の豪族にとどまらず、畿内とのただならぬ関係が浮かんできます。
吉備最大の造山古墳は国内で第4位の規模を誇っています(ちなみに上位の3つの古墳が陵墓参考地のため、立ち入ることのできる最大の古墳です)が、この古墳の石棺は熊本県産の、石室には香川県産が使用されているそうです。また、造山古墳の陪 . . . 本文を読む
古代シリーズの続きです。馬見丘陵公園を探す過程で面白い偶然(必然?)を発見しました。
PCに入っている地図ソフトで古墳の位置を調べた時のことです。ご存知の通り近畿地方には巨大な古墳が各所に点在しておりますが、何個かの古墳が集まって古墳群を形成しています。最大の古墳のある仁徳陵があるのが百舌古墳群(仁徳天皇陵他-大阪府)、第2位の応神陵があるのが古市古墳群(応神天皇陵他-大阪府)という具合にです。 . . . 本文を読む
長崎市の原爆の惨状を伝えてきた語り部に対して「政治発言を自粛するよう」長崎市の外郭団体から文書による要請が出されていたそうです。この文書は24日撤回されたとのことです。
発言の自粛が要請されていた話題は、(1)天皇の戦争責任(2)憲法(9条)改正(3)イラクへの自衛隊派遣(4)有事法制(5)原子力発電(6)歴史教育や靖国神社(7)環境や人権など他領域の問題(8)一般的に不確定な内容(劣化ウラン弾 . . . 本文を読む
子供の「遺跡って何?」という質問が、私にとっての古代史ワールドへの入り口でした。
遺跡とは「昔の人の住居や都、古墳という昔の偉い人のお墓、とかいったものだよ。」ということを返事したのですが、「どんなものか見てみたい」とのことでした。ここ関西地方は、古代遺跡の代表格である古墳が点在することで有名です。しかしながらその中でも仁徳天皇陵(正確には「伝仁徳天皇陵」ですが)など代表的な古墳は、皇族の墓所と . . . 本文を読む
昨日の日本-クロアチア戦は惜しくも勝利を逃した一戦でした。
日本代表チームの最大の課題はFWの得点力と言われています。オーストラリア戦でも追加点を奪うことができず、そのことが逆転を許すきっかけを与えてしまいました。昨日のクロアチア戦でも後半の絶好のチャンスもフリーの柳沢選手がゴールを外してしまいました。
柳沢選手は非常に優秀なサッカー選手だと思います。中田選手も言っていましたが、チームに貢献す . . . 本文を読む
北朝鮮で新型ミサイル「テポドン2号」の発射が準備されているとのことです。
北朝鮮のミサイルは中東戦争で活躍したスカッドミサイルの改良型といわれる「ノドン」、1998年に発射実験が行われた「テポドン1号」が有名で、「テポドン2号」は1号の改良型と言われ、射程約3500~6000キロで、アラスカや西海岸まで届くとのことです。
この時期に北朝鮮がミサイルの発射実験の準備を起こしている意図は、米国が行 . . . 本文を読む
前回のMEDICINE UPDATE 3から大方1年ぶりですが久しぶりに記事にしたいと思います。
骨髄腫にサリドマイド承認、使用が先行
5月26日に米食品医薬品局(FDA)が、サリドマイドが多発性骨髄腫の治療薬として承認されたそうです。副腎皮質ホルモンとの併用療法として承認されたそうですが、サリドマイドは、米国では既にハンセン病の合併症に対する治療薬として承認されているそうですが、多発性骨髄腫 . . . 本文を読む
ドイツ・ワールドカップが開幕しました。にわかサッカーファンになって世界最大のスポーツの祭典を楽しみたいと思います。
開催国のドイツは開幕試合のコスタリカ戦で、4-2で勝利し幸先のよいスタートを切りました。豪快なミドルシュートでの2点とフォワードの2点という多彩な攻撃力は他チームにとって脅威となるでしょう。反面日本戦でも露呈した通り守備面に不安がありそうです。
優勝候補は何と言ってもブラジルです . . . 本文を読む
小坂文部科学大臣が国会で天皇、皇后両陛下が公園を散策されたことを報じた一部の新聞記事で敬語表現がなかったことを批判したそうです。
「新聞だから、字数が限られているから、で済まされる問題ではない。敬語を使うべき方には敬語を使い、親しみを持つために使う言葉と敬語をうまく混ぜて伝えることが必要だ」との内容ですが、発言の場が「衆院教育基本法特別委員会」であり、先日の麻生外相の教育勅語に関するご発言の後だ . . . 本文を読む
先週のNHK大河ドラマ「功名が辻」は主君光秀を討つことを決意した明智光秀の姿が描かれていました。
明智光秀は織田信長の重臣、しかも実力主義の織田軍団の中においても信長の信頼が厚かったと言われてます。ちなみに織田信長の家臣団は大まかに以下のグループに分けられる思います。
1.代々の織田家家臣:柴田勝家、丹羽長秀、林通勝、佐久間信盛
2.足利義昭の従者:明智光秀、細川藤孝、荒木村重、和田惟政
3. . . . 本文を読む