戦後初の国産旅客機YS-11が本日で国内路線から引退しました。初飛行から44年、私と同世代の飛行機です。
YS-11は1962年初飛行、1965年に運用が開始された国産の航空機で、戦前、戦中にゼロ戦などの戦闘機を設計した技術者達が集まって機体を設計したそうです。乗客数64名、最大速度490kmで、1973年までに182機が生産され、日本だけでなく世界中の空を飛行しました。YS-11はジェットエン . . . 本文を読む
安倍内閣が発足しました。キーワードは「美しい国」と「再チャレンジ」です。閣僚や官僚のセンセイ方も安倍首相に敬意を表して(おべっかを使って?)これらのフレーズを多用するものと思われます。
伊吹新文部科学相は小学校での英語必修化について「美しい日本語ができないのに、外国の言葉をやったってダメ」と否定的な見解を示したそうです。美しい国を実現するためにはまず「美しい日本語」からでしょうか。美しい日本語と . . . 本文を読む
先週の週末にロンドン経由で無事帰国しました。
帰国後も子供の運動会、出張中の溜まった仕事の整理&報告で更新が滞ってしまいました。
さて、日本では安倍晋三さんが自民党新総裁に選出され、本日首相に選出され、組閣が行われました。自民党三役、組閣人事をみても安倍さんのカラーが出ているのではないかと思います。出張のつれづれに読むつもりでTime誌を購入しました。モノクロの安倍さんの肖像が大写しで"WHO . . . 本文を読む
唐突ですが、また海外にいます。
昨日、日本からロンドンへ、そして本日の午後ロンドンからスウェーデンに来ております。今朝少し早起きしてホテル周辺を散歩すると近くにビッグベンがあり、早速写真をとりました。
ヒースロー空港は、先日のテロ騒ぎで搭乗手続きに時間をとりチェックインカウンターはごった返していました。手荷物も一つに限定され、液体やペースト状のものは持ち込み禁止で、窮屈な移動になりました。今回 . . . 本文を読む
日曜日、これといってすることがなかったので、小学生の息子の希望もあってプラモデルを作ることにしました。
プラモデルと言えば、戦車、飛行機、軍艦のミリタリーものか、レーシングカー、スポーツカーといった車もの、それから根強い人気のガンプラ(ガンダムもの)ですが、中学生の頃、ウォーターラインシリーズにはまっていたので懐かしくなって思わずウォーターラインを買ってしまいました。息子にも少し手伝わせようと思 . . . 本文を読む
京都の紅葉の名所を探しているところに、興味深いエピソードを見つけました。
京都市右京区に宝筐院(ほうきょういん)という臨済宗のお寺があります。枯山水と紅葉で有名だそうです。この宝筐院は室町幕府二代将軍足利義詮(よしあきら)と南朝の武将・楠木正行(まさつら)の菩提所でもあります。足利義詮と楠木正行は父親(足利尊氏と楠木正成)の代から南朝方と北朝方として戦った不倶戴天の敵同士でありますが、何故かこの . . . 本文を読む
1990年代以降のF1界に君臨したミヒャエル・シューマッハが今期限りの引退を表明したそうです。
私の記憶が確かなら、シューマッハのF1デビューは1991年、ジョーダンのガショーが、出場できなくなったため(確か酔って暴れて留置所送り)、代打としてコックピットに座ったのが初陣です。そのパフォーマンスが買われてベネトンのレギュラーシートをゲット、それから破竹の進撃が始まります。1994年には初の王者に . . . 本文を読む
靖国参拝に対して、中国、韓国の反発は大きいですが、彼らが何故反発するのか、もちろん外交カードの目的であったり、愛国(反日)教育の影響もあろうかと思います。今後どのような展開になるか定かではありませんが、彼らとは否が応でも対話を続けていかなければなりません。
そのためには彼らの主張に対する歴史的な背景も我々が把握する必要があると思います。でなければ、彼らの主張していることのおかしい点を正当に指摘す . . . 本文を読む
米国上院委員会の報告でイラクフセイン元大統領と国際テロ組織アルカイダとのつながりが否定されたそうです。
元々アメリカがイラクに侵攻した理由として、(1)イラクが大量破壊兵器を保有していること、(2)フセイン大統領とアルカイダを支援していること、でしたがこの大義名分はいずれも否定されてしまいました。イラクとの開戦前にブッシュ大統領が何度もフセイン元大統領とアルカイダとのつながりを主張していましたが . . . 本文を読む
中曽根元首相が「万が一に備えて日本も核武装を検討しておいた方がよい。」という提言をまとめたそうです。
これは中曽根さんが会長を務める世界平和研究所でまとめられたもので「21世紀の日本の国家像について」というタイトルで、改憲を見据えた日本の安全保障への提言です。
中曽根さんは若い頃から現在の憲法に異論を唱えていた改憲論者で、三角大中福と呼ばれていた頃、自民党の派閥の領袖ではタカ派色が最も強かった . . . 本文を読む