先々週開幕したバンクーバーオリンピックも今週末で終わります。
冬季オリンピックといえば、小学生のときに見た札幌オリンピックの「日の丸飛行隊」以来、ノルディックジャンプに注目していますが、今年はスイスのシモン・アマン選手が個人では、前々回のソルトレイクシティ以来の2冠を達成しました。オリンピックで金メダルを4個獲得したジャンプの選手はアマン選手が初めてだそうです。ご覧になった方も多いと思いますが、テレビでアマン選手の身体能力についての特集がありましたが、踏み切りの正確さと抜群のバランス感覚が、強さの秘密だそうです。銀メダルを取ったポーランドのアダム・マリシュ選手とともに日本人と変わらぬ体格にも関わらず、圧倒的な強さを誇っています。1998年の長野オリンピック以来ルール改正により身長の低い日本人選手は不利になったと言われていますが、アマン、マリシュ両選手の活躍は、日の丸飛行隊復活のヒントがあるのではないかと思います。
日本選手ですが、残念ながら今年もメダルはならず、ベテランの葛西紀明選手が一人気を吐いた印象があります。葛西選手は37才とジャンプ競技では大ベテランの上、16才からシニアで活躍していますから非常にキャリアの長い選手です。オリンピックこそ個人のメダルはありませんが、ワールドカップなど国際競技では実績を残していますし、そのアグレッシブな飛型からヨーロッパでは「カミカゼ」と呼ばれる人気の高い選手だそうです。試合後、次のソチオリンピックを目指すとのことですが、フィジカルの強さにも定評があり、是非「オヤジジャンパー」として頑張ってもらいたいと思います。
ジャンプといえば、現役引退していたフィンランドのヤンネ・アホネン選手が、現役復帰し、個人戦のメダル獲得に挑戦していましたが、結局メダル獲得はなりませんでした。アホネン選手は、史上最も成功したジャンプ選手の一人で、ワールドカップの表彰台に上がった回数が100回を超える唯一の選手ですが、不思議なことにオリンピックの個人戦のメダルを獲得していません。ジャンプ競技は風など気象条件によって結果が左右される上、オリンピックは4年に1回しかないため、実力のある選手が必ずしもメダルがとれるとは限らないようです。アホネン選手も葛西選手もオリンピックでいつもの実力が不運にも発揮できなかった選手なのだと思います。
カーリングは前回トリノオリンピックの「カーリング娘」達の活躍で人気のでは種目ですが、今年も「カーリング娘」改め「クリスタル・ジャパン」は残念ながら予選突破・メダル獲得とは行かなかったようです。本日、カナダ-スウェーデンの決勝戦を見回したが、改めて奥の深い競技だと認識させられました。終盤カナダが圧倒的に優勢でしたが、最後の最後でカナダチームの手元から勝利がするりと落ちてスウェーデンに行ってしまった、という結果でした。スウェーデンチームに運があったこともありましたが、第9エンドに敢えて点を取らずに最終第10エンドで後攻を維持するなど、運を呼び込むためのゲーム戦略が物を言ったのではないかと思います。
メダルが期待されたフィギュアスケートは男子で高橋選手が銅、女子で浅田選手が銀と期待通りの結果でしたが、女子では金メダルが期待された上、浅田選手とは同い年のライバル、キム・ヨナ選手が圧倒的な差で金メダルを獲得したので喜び半ば、といったところでしょうか。男女ともに採点基準について物議を醸しましたが、スポーツにはルールがあってそのルールを最大限に利用した選手・チームが勝利するのは道理なので、今回の結果については、そのルールに基づいた結果として受け入れるしかないと思います。しかしルールがそのスポーツの「あるべき姿」に叶っているかは、常に考え、必要があれば見直していく必要があると思います。ソチではフィギュアスケートの採点基準も今回とは違ったものになるかもしれません。その変化に日本選手が適応しているを願っています。
冬季オリンピックといえば、小学生のときに見た札幌オリンピックの「日の丸飛行隊」以来、ノルディックジャンプに注目していますが、今年はスイスのシモン・アマン選手が個人では、前々回のソルトレイクシティ以来の2冠を達成しました。オリンピックで金メダルを4個獲得したジャンプの選手はアマン選手が初めてだそうです。ご覧になった方も多いと思いますが、テレビでアマン選手の身体能力についての特集がありましたが、踏み切りの正確さと抜群のバランス感覚が、強さの秘密だそうです。銀メダルを取ったポーランドのアダム・マリシュ選手とともに日本人と変わらぬ体格にも関わらず、圧倒的な強さを誇っています。1998年の長野オリンピック以来ルール改正により身長の低い日本人選手は不利になったと言われていますが、アマン、マリシュ両選手の活躍は、日の丸飛行隊復活のヒントがあるのではないかと思います。
日本選手ですが、残念ながら今年もメダルはならず、ベテランの葛西紀明選手が一人気を吐いた印象があります。葛西選手は37才とジャンプ競技では大ベテランの上、16才からシニアで活躍していますから非常にキャリアの長い選手です。オリンピックこそ個人のメダルはありませんが、ワールドカップなど国際競技では実績を残していますし、そのアグレッシブな飛型からヨーロッパでは「カミカゼ」と呼ばれる人気の高い選手だそうです。試合後、次のソチオリンピックを目指すとのことですが、フィジカルの強さにも定評があり、是非「オヤジジャンパー」として頑張ってもらいたいと思います。
ジャンプといえば、現役引退していたフィンランドのヤンネ・アホネン選手が、現役復帰し、個人戦のメダル獲得に挑戦していましたが、結局メダル獲得はなりませんでした。アホネン選手は、史上最も成功したジャンプ選手の一人で、ワールドカップの表彰台に上がった回数が100回を超える唯一の選手ですが、不思議なことにオリンピックの個人戦のメダルを獲得していません。ジャンプ競技は風など気象条件によって結果が左右される上、オリンピックは4年に1回しかないため、実力のある選手が必ずしもメダルがとれるとは限らないようです。アホネン選手も葛西選手もオリンピックでいつもの実力が不運にも発揮できなかった選手なのだと思います。
カーリングは前回トリノオリンピックの「カーリング娘」達の活躍で人気のでは種目ですが、今年も「カーリング娘」改め「クリスタル・ジャパン」は残念ながら予選突破・メダル獲得とは行かなかったようです。本日、カナダ-スウェーデンの決勝戦を見回したが、改めて奥の深い競技だと認識させられました。終盤カナダが圧倒的に優勢でしたが、最後の最後でカナダチームの手元から勝利がするりと落ちてスウェーデンに行ってしまった、という結果でした。スウェーデンチームに運があったこともありましたが、第9エンドに敢えて点を取らずに最終第10エンドで後攻を維持するなど、運を呼び込むためのゲーム戦略が物を言ったのではないかと思います。
メダルが期待されたフィギュアスケートは男子で高橋選手が銅、女子で浅田選手が銀と期待通りの結果でしたが、女子では金メダルが期待された上、浅田選手とは同い年のライバル、キム・ヨナ選手が圧倒的な差で金メダルを獲得したので喜び半ば、といったところでしょうか。男女ともに採点基準について物議を醸しましたが、スポーツにはルールがあってそのルールを最大限に利用した選手・チームが勝利するのは道理なので、今回の結果については、そのルールに基づいた結果として受け入れるしかないと思います。しかしルールがそのスポーツの「あるべき姿」に叶っているかは、常に考え、必要があれば見直していく必要があると思います。ソチではフィギュアスケートの採点基準も今回とは違ったものになるかもしれません。その変化に日本選手が適応しているを願っています。
ベテランと言えば個人的にはスケルトンに出ているベテランの越選手ですねえ。
勝ち負けは時の運もあるでしょうからねえ。
カーリングは物凄い人気で練習場が予約で一杯とか??
越選手は、もう一大会前にスケルトンが競技になっていれば、いい線行っていたかもしれません。
場所と道具さえあればカーリングはウィンタースポーツの中ではお手軽感が突出していますね。