以前、欧介と競技会に出た時に、練習してきたことが本番で出せなかったことが残念で、
リンクから出てシュンとしてしまったことがありました。
そのまま欧介を車に戻して、悶々と考えていたんですね。
その時に、ある訓練士さんから、「できてもできなくても、犬は一生懸命やったんだから
褒めてやらないとかわいそうだ」と注意されました。
私は、それでも結果に納得がいかず、その日は欧介を褒めることなく帰宅。。。
数日後、やっとビデオを見る気になって、写っている欧介の姿を見て、もう号泣。。。
一生懸命やってるんですよ。なのに褒めてやれなかった自分。。。
時間を戻せないことに本当に後悔しました。
それからは、「褒める」ということを真剣に考えるようになりました。
ウチでは、欧介も蒼太も室内でトイレをします。
日常のいつもの行為なんですが、必ずトイレシートを片付けながら、「良くできたね~」と
褒めて、身体をそっと撫でてあげます。
11歳と5歳で、できて当たり前なんですが、褒めます♪
ご飯を食べ終わった時も、「今日もよく食べたね~、偉いね~美味しかったね~」と褒めます♪
彼らが家の中で私のもとへ寄ってきてくれた時も、「あら、来てくれたのね、ありがとう」と言って、
身体に触れます♪
彼らが寝てても声に出して褒めます♪「いい子ね~」
ときどき、めんどくさいなぁ~って思うけど、排せつも食べることも彼らにとって、
世話をする私に対するプレゼントなのかなぁって思うんです。
喜んで食べる姿を見せてくれるし、「チッチがでるよ」って呼びに来るし。。。
トレーニングをするときに、「褒める」ことはとっても重要です。
犬のやる気も引き出せるし、理解もスムーズにできるようになる。
でも、「褒めるタイミング」ってとっても難しいと思うのです。
しつけの最初の頃って、いつ褒めて良いのやら。。。ってこともたくさんある。
っていうか、「褒めるところが無いよ~」ってこともありますよね~。
案外、自分が「褒める」ってことに慣れてないのかもしれません。
大人になると、「注意」や「指摘」は上手くなるけど、案外、褒めベタかもね。
いつもちょっとした事を褒めてると、自然と身について、褒めるのが上手になってくるし、
タイミングもなんとなくわかってきて、気が付いたらガミガミ言わなくても
意思の疎通ができるようになっていました。
褒めてもクールな欧介兄さんのお鼻を今日もポチッと押してくださいね。