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犬と私と羊...合言葉は「自然体」

医者ってそんなもの??

2008年07月01日 | 日々の出来事

このところ、義母の体の具合が良くない。

4年半前に、大腸がんの手術をして、

それ以来、抗がん剤などで治療を続けている義母。

抗がん剤の副作用で、口腔内が荒れてしまい、

食事も喉を通らない様子。

貧血も酷くて、1週間前には、輸血もしました。

 

いつも、ひとりで通院しているのですが、

ちょっと、心配だったので、一緒に行って

Dr.の話を聞くことにした。

 

貧血の数値は、輸血のため、少し赤血球が増えてきたようでした。

口内炎の原因として考えられるのは、

抗がん剤ですが、他に

貧血によるビタミンB12の不足や内臓疾患の疑いはないのか?

聞いたところ、数値を見せてくれて、

やはり、抗がん剤によるものらしいことがわかりました。

抗がん剤をやめれば、

貧血も治り、口内炎も治る、

しかし、がんの進行は妨げることができなくなる。

抗がん剤を飲めば、貧血、口内炎が悪化し、

通常の生活はできなくなる。

Dr.は、どちらの選択にしても、本人に任せるしかないと

言っていました。

このような話は、何度も義母にはしているそうです。

Dr.は、生きるということは、

薬を飲んで、治療をすることで、がんは進行しないけど、

患者のQ.O.Lが、低下するのでは、果たして良いことなのか、

治療をやめることで、Q.O.Lが向上するのであれば、

それも選択の一つだというようなことを、

言っていました。

 

なんだか、とっても患者の心配をしているようで、

していないような。。。

 

義母の心配は、食べられないこと。

薬を飲める飲めないではない。

何か、うまく栄養の取れる方法は無いものなのか。。。

Dr.は、何が何でも、経口摂取を進めるという。

栄養指導を受けられないか?提案してみると、

ちょっと、めんどくさそうに、

「いいですよ!!予約票を書きますよっ!!」

 

こう言っては、なんだが、こんな医者にかかりたくないなって、

思ってしまいました。

 

確かに、患者に感情移入し過ぎ、いいなりでも困ってしまうけど、

この医者の距離感は、あまりにも遠すぎて、

データーの報告と、治療を続けるか続けないか、

yesかnoの選択を迫られるだけなら、

コンピューターと向き合って、クリックしているのと同じではないか。

彼の居る意味は全くないような気がした。

 

同じ、医療従事者として、反省し勉強させられました。

患者とともに、患者の身になり、気持ちを分かち合うことが、

時代遅れなのかなぁと、思うこともあるけど、

やはり、そうでありたいと思ったのでした。

 

明日は、栄養指導を受ける予定。

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