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犬と私と羊...合言葉は「自然体」

オビディエンスの面白さ

2018年02月28日 | 訓練(蒼太)

昨日はオビディエンスの「世界大会派遣選考会」でした。

 

蒼太は昨年この選考会で「日本代表」に選ばれました。

 

 

 

ベルギーで行われた世界大会を最後に引退して

今は私のお勉強に付き合ってもらっています。

 

オビディエンスは細かい作業の連続で、しかも一つ一つに対する意識を高める必要がある。

 

この「意識」と言う部分がとても重要で、

競技科目の形を教えると、犬たちは比較的簡単に理解します。

科目の一つの「BOX」に入るという行為もボーダーコリーはあっという間に理解するので、

この「意識」という部分がおざなりになりやすい。

 

オビディエンスの「BOX」に向かう、とか「コーン」を回るとか

「ダンベル」を取りに行くなどのハンドラーから離れて行く作業を

意欲的にさせることは欲と理性のせめぎ合いだ。

 

以前、この部分で悩んだ時に、「その興奮は必要?」と言われたことがあった。

技術がないのにF1カーに乗って、トロトロの走りで

コントロールできた方が安全でしょって感じが納得いかなかった。

私の求めてるものはそこにはなかった。

 

コントロールするためにダメ出しや過保護が過ぎれば、犬は自信が持てないし、

チョークチェーンなど、ハンドラーからの痛みを知ってる犬は

「勝手なこと=離れること」は痛みと連動してしまう思考回路が形成されているから

上に挙げたような作業にためらいを感じてしまう。

 

オビディエンスが面白いと感じた理由の一つは、

これら犬を形成する「心」の部分とどう向き合うかで、

出来上がる表現力が違ってきてしまうというところ。

 

それを強烈に感じたのが、世界大会で各国の選手が練習をしているのを

見る機会を得てからでした。

私にとって、全てが勉強でした。

全てが刺激的でした。

そして自分が目指しているものがあながち間違ってはいなくて、

でも、それにはもっともっと勉強が必要だと強く感じました。

 

今年の世界大会は、オランダで開催されます。

たくさんのことを見て感じて、吸収してきて欲しいなぁと思います。

 

代表になられた皆さん、おめでとうございます!!

 

 

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