to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

介護食

2009年12月08日 | クッキング

今は、色々と便利なものがあります。

義母は、病気のために思うように食事ができません。

本人の意思としては、食べなければ身体が弱ってしまうので

食べたい。

だけど、目の前に食事が出てくると、食欲は減退してしまう。

なので、食べやすいものであれば、なんとか喉を通るけど、

固かったり、パサパサだったり、嫌いなものだったりすると、

呑み込むのがやっとなので、食べる気もなくなってしまうのです。

 

柔らかいものや、とろみのあるものは食べやすいのですが、

見た目がいまいち。。。

簡単に、栄養が取れる濃厚な流動食もあるのですが、

義母のような意識がしっかりした人には、ちょっと抵抗があります。

お魚やお肉をムース状にしたものもありますが、

流動食をムースにした感じで、見た目もいまいち。

 

そこでレトルトになっている、写真のようなものもあります。

試食してみると、味はまぁまぁ、見た目もとりあえず柔らかいけど

固形もあり、なんとか健康な人にも受け入れられるような食事です。

でも、いつもいつもレトルトじゃぁね。。。

そこで、親子丼を作った時は、一度全部一緒に作っちゃって、

義母の分だけ、玉ねぎは柔らかく舌で潰せるくらいに煮て、

鶏肉は、ブレンダーで細かく粉砕します。

そしてもう一度合わせて、卵でとじて出来上がりです。

かぼちゃのポタージュは、o-mamaの得意料理ですが、

こちらは、食欲のない義母が少しでも色々なお野菜が取れるように、

かぼちゃの他に玉ねぎも入れてます。

お腹の弱い義母のために、牛乳の代わりに、豆乳をつかっています。

そして、とろみをつけるのにご飯を少し入れてあるので、

少しでもお腹に貯まればいいなぁっと思いました。

トマトスープは、

玉ねぎ、人参、大根、ジャガイモ、キャベツ、鶏もも肉のぶつ切りを

煮込んで柔らかく柔らかくして、

明日、玉ねぎ人参ジャガイモはそのまま一端出して、

鶏もも肉は骨から剥がし、大根キャベツと一緒に、ブレンダーで粉砕、

また元に戻して、器に盛りつけます。

固形でも舌や顎で潰せるものはそのままの方が、

見た目が良いし、何が入っているか分かるので、食欲も湧くみたい。

手間はかかるけど、レトルトばかりじゃ、気の毒だし、

本人が食べたいと少しでも望むのであれば、

食べさせてやりたいと思うのでした。

義母とのもめ事ばかり書いていますが、介護食を作っていくうちに、

それなりに楽しんでやっていることもあるんですよ。

何が柔らかく、とろみがあるか?どんな組み合わせだと美味しいか?

それを探すことを、少しだけ楽しんでます。

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