今は、色々と便利なものがあります。
義母は、病気のために思うように食事ができません。
本人の意思としては、食べなければ身体が弱ってしまうので
食べたい。
だけど、目の前に食事が出てくると、食欲は減退してしまう。
なので、食べやすいものであれば、なんとか喉を通るけど、
固かったり、パサパサだったり、嫌いなものだったりすると、
呑み込むのがやっとなので、食べる気もなくなってしまうのです。
柔らかいものや、とろみのあるものは食べやすいのですが、
見た目がいまいち。。。
簡単に、栄養が取れる濃厚な流動食もあるのですが、
義母のような意識がしっかりした人には、ちょっと抵抗があります。
お魚やお肉をムース状にしたものもありますが、
流動食をムースにした感じで、見た目もいまいち。
そこでレトルトになっている、写真のようなものもあります。
試食してみると、味はまぁまぁ、見た目もとりあえず柔らかいけど
固形もあり、なんとか健康な人にも受け入れられるような食事です。
でも、いつもいつもレトルトじゃぁね。。。
そこで、親子丼を作った時は、一度全部一緒に作っちゃって、
義母の分だけ、玉ねぎは柔らかく舌で潰せるくらいに煮て、
鶏肉は、ブレンダーで細かく粉砕します。
そしてもう一度合わせて、卵でとじて出来上がりです。
かぼちゃのポタージュは、o-mamaの得意料理ですが、
こちらは、食欲のない義母が少しでも色々なお野菜が取れるように、
かぼちゃの他に玉ねぎも入れてます。
お腹の弱い義母のために、牛乳の代わりに、豆乳をつかっています。
そして、とろみをつけるのにご飯を少し入れてあるので、
少しでもお腹に貯まればいいなぁっと思いました。
トマトスープは、
玉ねぎ、人参、大根、ジャガイモ、キャベツ、鶏もも肉のぶつ切りを
煮込んで柔らかく柔らかくして、
明日、玉ねぎ人参ジャガイモはそのまま一端出して、
鶏もも肉は骨から剥がし、大根キャベツと一緒に、ブレンダーで粉砕、
また元に戻して、器に盛りつけます。
固形でも舌や顎で潰せるものはそのままの方が、
見た目が良いし、何が入っているか分かるので、食欲も湧くみたい。
手間はかかるけど、レトルトばかりじゃ、気の毒だし、
本人が食べたいと少しでも望むのであれば、
食べさせてやりたいと思うのでした。
義母とのもめ事ばかり書いていますが、介護食を作っていくうちに、
それなりに楽しんでやっていることもあるんですよ。
何が柔らかく、とろみがあるか?どんな組み合わせだと美味しいか?
それを探すことを、少しだけ楽しんでます。
「フェルトワンコ☆シーズー」
をUPしました。