りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

桂九雀・雷門獅篭二人会

2008-09-11 15:05:24 | 落語会レポ
平日の昼間、名古屋で落語をきくのは初めて。
お客さんいるかなと心配でしたが、いっぱいでした。
200人は入っていたんじゃないかな。

笑福亭呂竹「狸の賽」
桂九雀  「御公家女房」
雷門獅篭 「八五郎の出世」
中入り
雷門獅篭 「勘定板」
桂九雀  「皿屋敷」
(演目、間違っているかもしれません。)

呂竹さん…
先月『まん我道場』で初めてきいて、またききたいと思っていたら、こんなに早く再会。
最近「ガリレオ」の再放送で福山雅治をみると呂竹さんを思い出すのですが、
全然似ていなかったです。
呂竹さんの可愛さに合ったネタのように感じました。

九雀さん…
今朝は4時半に起きられたとか、そのお陰で、息子達が小学校に行っている間に落語を楽しませていただけたのですね。感謝です。
「延陽伯」を大きく改作された「御公家女房」、
古典改作というのを自分が受け入れることができるかなという一抹の不安と、
どんな風に改作されているのだろうという期待とで、
ぜひともきいてみたかったネタですが、すごく良かったです。
すごく大胆に作りかえられているのだけど、面白さはそこなわれずに、
スッキリとスックリと入ってくる感じ。
「皿屋敷」も場内爆笑でした。

獅篭さん…
数少ない名古屋の噺家さん、江戸落語なので新鮮でした。
マクラで大須演芸場のお客さんが少ないと話されていました。
こんな面白い噺家さんがいるなら、もっと賑わってもいいはず。
ただ、私、個人的に大須演芸場のあのよどんだ空気が苦手なのですよね。

大いに笑って、お腹もへって・・・
実は会場である名古屋西小劇場のある浄心は母の実家があったところ。
母とよく食べにいったカウンターだけの小さなお好み焼き屋さんに。
1時をまわっていたので、お客さんは私の他に一人。
食べながらお店のおばちゃんと3人でおしゃべり。
おばちゃん覚えてくれていて、「前にお母さんと来てくれたよね」、
「今日は何しにきたの?」とか、
「化粧してないよね」とか(時間がなくてスッピンでした。)、
「愛嬌があるから商売屋の奥さんにむいている」とか(サラリーマンの妻です。)、・・・。
時間がなかったので急いで汗かきながら食べました。
お好み焼き400円、今日は落語も1000円で、とてもお値打ちな一日でした。

今日の着物は十日町紬、ところどころにトンボ柄のある縞模様。
おーこさん作の帯留。
自作の帯と足袋。
半襟は木綿のハギレ。
帯揚げはイギリスで買ったスカーフ。

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