りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『大須お盆特別興行』『ぎふ落語フェスティバル』(けふこさんからの投稿)

2012-08-21 09:24:24 | 落語会レポ(投稿)

『大須演芸場 お盆特別興行 怪談ばなし』
(8/15昼のレポです)

露の真 時うどん
豊来家大治朗 太神楽
坂井千春 演歌
露の団姫 ちりとてちん
鈴々舎馬るこ 真田小僧
〜中入り〜
柳家三亀司 独楽
露の団四郎 淀川堤夢川竹

お盆はやっぱり大須でこれ行かないと! の大須演芸場です。

大治朗さんの「むちゃだわん」健在。

馬るこさんてなんとなく立川流の匂いがする。。。水泳の北島選手にちょっと似てる、気がする。
テンポ良くて面白い。

三亀司さんのおしゃべりが進化(?!)してました。。脱力系独楽回し楽しいです。

団四郎さん、背景が変わったり、照明が変わったり。
前座さんが幽霊で出てきて、団四郎さんも衣装の早変わりがあり。
ちゃあんと見得切ってしまる。
こういうの、楽しくて良いですねー。
お話は、牡丹灯籠の後半の、お峯伴蔵のような展開。
悪いことしてつながっちゃった男女、ってやっぱり悪縁、なんだよね、と、しみじみ思います。


『春風亭一之輔真打昇進披露 ぎふ落語フェスティバル』
in じゅうろくプラザ 8月18日(土)18:00〜

鈴々舎馬るこ 幇間腹
柳 家小せん 欠伸指南
 桂 梅團治 青菜
〜中入り〜
一之輔 真打披露口上
三遊亭遊 雀 宗論
春風亭一之輔 粗忽の釘

落語好きにはたまらない顔ぶれの、楽しい真打披露興行でした。

馬るこさんの出演はぎりぎりになって決まったようですが、新味のある「幇間腹」も、よどみない口上の司会も、とってもお見事。
23日の大須での独演会はぜひ脚を運びたいな。

小せんさん、個人的にこういう雰囲気の落語家さんはとても好きです。
もっと聞く機会がほしい方のお一人。

梅團治さん、上方らしいにぎやかな青菜。

口上、五人くらいだと、それぞれのお話がいろいろ楽しく聞けていいです。
一之輔さんの「たくましい」これまで(笑)があれこれ語られました。

遊雀さんの宗論、これ、たぶん他の人だと面白くないネタになりそうな気がします。。。遊雀さんは若旦那のキャラが秀逸。
カタコトの「ヘンな外人」みたいには決してやらず、でも、声の出し方だけで「西洋かぶれの日本人」って感じが分かる。
可笑しい。
それと、歌上手い声もいい。
あ、若旦那の時の声、石丸謙二郎さんに似ています。お顔も似ていますもんね。

さて、一之輔さん。粗忽の釘。すごい釘(笑)。
破壊的だけどちゃーんと話は運ばれていく。この弾け感。パワフルだ! 「土星踊り」。。ははは。

↓こんなご本も出された由。
 
 

以上です!
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、けふこさんからの投稿でした。
ありがとうございます。

夏休みは家族につきあってるだけでヘトヘトで、
落語を聴きに行こうかなって思っていても、ついうちでダラダラ過ごしてしまいがち。
こういう楽しそうな会の様子を読むと、暑さに負けてちゃいけない!!って思います。

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