りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『りらっくごvol.8』

2011-10-24 08:47:25 | 落語会レポ

お天気になりますようにと祈っていたら、天気になりすぎて?、暑いくらい。
準備していて、汗が顔を流れます。(木綿の着物にすればよかったかな。)

『りらっくごvol.8』
2011年10月23日(日) 15:00
刈谷市総合文化センター4F研修室

森乃 石松   「寄合酒」
林家 花丸   「厩火事」
桂  こごろう 「花筏」
中入り
トーク

いっぱいのお客様。…に感じられるよう、今回、並べる椅子をかなり減らしました。
(集客苦戦しまして、定員140名としていますが、100名ほどのお客様でした。)

さて、開演。

石松さん、
トップバッターの役割をしっかり果たして、会場をいい雰囲気にしてくれつつ、
光るセンスを感じさせてくれました。
ご自身のブログで『りらっくご』のことに少し触れてくれてます。
http://ameblo.jp/morino-ishimatsu

花丸さん、
「厩火事」は音源で聴いたことはありますが、生で聴くのは初めて(だと思う)の演目…嬉しい。
夫婦の形はイロイロですね。
そして、なんといっても、あのマクラ…最高でした。
私的には、あの歌が聴けただけで、この会に参加した価値があったと思いました。

こごろうさん、
何をかけてくださるのかな?とワクワクしながら・・・「花筏」でした。
いつもながら、こごろうさんならではのフレーズや、伝わってくる温かさで、笑いと和みを満喫。
襲名への勢いのようなオーラも。

トーク、
愛知県では、珍しいせいか、楽しみにしてくださっているお客様も多いようです。
今回も、いっぱい笑わせていただきました。


一夜明けて、、
安堵感、脱力感、まだ少し残っている高揚、
「楽しかった」とおっしゃって帰っていかれるお客様を思い浮かべジーン、
そして、なにより、感謝。
足を運んでくださったお客様、
熱演の噺家さん、
笑顔でテキパキと支えてくれたスタッフ、
みなさんへの感謝でいっぱい。

ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

次回『りらっくごvol.9』は、2012年2月26日(日)開催です。

コメント (4)
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『桂春蝶独演会』(mthrmytさんからの投稿)

2011-10-24 08:40:06 | 落語会レポ(投稿)
『桂春蝶独演会』
10月23日 扶桑龍泉寺
柔らかな秋風が吹き抜ける本堂に善男善女約70人。
ご本尊を背に高座が設えられている。
座布団ばかりでなく、腰が悪い人のために椅子席も用意されているというお寺側の優しい気遣いが、とても嬉しい。
まず桂紋四郎の子ぼめ。
元気いっぱいで、高座から落っこちそうな笑福亭由瓶の動物園。
そして、お待ちかねの春蝶。
軽妙なマクラの後、なんと、地獄百景亡者戯!
コンビニ「初七日イレブン」などなど、連発されるくすぐり、思いっきり効いている、ばかりでなく、終盤の先代春蝶とのやりとりが切なくて、上手い。
途中、のどの調子が悪くなり、高座から下りて噺が中断するというとんでもないハプニングがあったものの、力がある噺家だから出来るのか、高座に戻り、あっという間に聞き手の気持ちを一つにまとめた。
幾つかの艶笑話を交えた後に、そのまま、もう一席、山内一豊と千代。
聞くのは昨年3月愛知県勤労会館の襲名披露に続いて二度目だが、新しい工夫が嬉しい。
これだけ楽しませていただいて、無料。
落語の原型を見たような、とても気持ちの良い一刻だった。
-------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、mthrmytさんからの投稿でした。
ありがとうございます。

お寺で聴く「地獄百景」、いいですね。

※落語会レポ 募集中(演目だけでもかまいません。)
落語会レポには、
落語会名、日にち、投稿者名(ハンドルネーム)をご記入ください。
宛先(りらっくご事務局):o-rakugo@mail.goo.ne.jp
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