りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『吉弥の新世界』(もずさんからの投稿)

2009-04-25 08:02:37 | 落語会レポ(投稿)
『吉弥の新世界』
4月24日 動楽亭

①トーク(桂吉弥・桂紅雀) 約40分
ここの持ち主のざこば師からの催促でこの会が実現。定期的にやりたい。

吉弥さん購入の「アラフォーの好む音楽」をCDで流しながら会話。
マニアックな(?)小比類巻かほるの曲もあり、紅雀さんもびっくり。
紅雀さんは、マイケルジャクソンの大ファン。
米朝師が西宮球場でのマイケルジャクソンのコンサートに行った話。
(マイケルが中々登場しないので怒って帰った(笑い))
枝雀師のいらちのエピソードなどを披露。

SMAPの草なぎの事件の感想、吉弥さんが競演した香取慎吾の話、
桂こごろうさんの噂話をしている時、吉弥さんがこごろうさんの物まねをした。
良く似ていました。.

②桂 吉弥 「時うどん」

笑福亭のとは違い、最初の客も一人という構成。
うどんがおいしそうでした。おいしくて、もらすため息と、後でまずくてもらす ため息の比較が面白い。
鉢のへりにへばりついたカマボコの表現に笑いが・・・。

③桂 紅雀 「がまの油」
落語ブームで、東京・名古屋からでも呼んでもらい有難い。
自分は大津の出身だが、大津近辺では、紅雀と言っても誰も知らない(笑い)。

前回田辺寄席で聞いたのと、同じ演目だがパワーアップした感じ。
まともな販売では、目の動きが面白い。
会場の客を、がまの油売りの客に見たてているような感じ。

主人公が酔っ払う前に、酔っ払いの小話を披露。(月か太陽か?という話)
酔っ払ってからの売り声で、
「か~か」いや違う「き~き」「く~く」「け~け」違うな「こ~こ」あ、そうだ、そうだ「さ~さ お立会い」には大爆笑。
「酔っ払ったし、公園で裸になってやろうか」と言う時事ネタも入れての熱演。

④桂 吉弥 「遊山船」

マクラで、昔む雀さん(現在 繁昌亭で鳴り物を担当するほどに病気は回復)と船上パーティーの司会をした話。
大雨で雷が鳴り出し、指輪とイヤリングをはずすおばちゃんがおり、はずして旦那に持たせた。(笑い)

手で花火の真似をしてみせたが、天井が低く指が天井に当たった。
「花火の真似して突き指してどないすんねん」というセリフを入れて大爆笑。

「あれは仲居や」「え~中居(仲居)、じゃ横にいるのが、キムタク、その横が草なぎか?」と、ここでも草なぎネタ。

今まで聞いた時は、イカリの模様を褒められた芸者さんの文句は「風が吹いても流れんように」だったが、
吉弥さんのは「川に落ちても流れんように」だった。これも、吉弥さんの工夫か?

女性の客が7割で、笑いも多く楽しい会でした。

以上報告します。

もず
------------------------------------------------------コトリひとこと----------
以上、もずさんの落語会レポでした。
ありがとうございます。

『吉弥の新世界』定期的にとは嬉しいお話。
いつか行ってみたいです。(紅雀さんがゲストの時に。)

米朝一門も「時うどん」は二人バージョンでされることの方が多いように思います。
(私が聴いた範囲でのことですが。)
去年、名古屋で聴いた吉弥さんの「時うどん」も二人バージョンだったと思います。

楽しいレポありがとうございました。

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