りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『蒲郡落語会~柳家喬太郎独演会』

2009-04-06 13:06:42 | 落語会レポ
『蒲郡落語会~柳家喬太郎独演会』
2009年4月5日(日)17:15~
蒲郡生きがいセンター

柳家喬太郎「小言幸兵衛」
柳家喬太郎「ほんとのこというと」
仲入り
関山和夫「おはなし」
柳家喬太郎「牡丹燈籠」

さすが喬太郎師匠です。
面白くて上手くて個性的で楽しくて。
3席それぞれ全く違った趣きの噺で、どれも素晴らしかったです。

「小言幸兵衛」
前半、幸兵衛がほんとに嫌な奴で、
後半、狂気な感じになっていくのだけど、
聴いていて、その狂気の中にすごい説得力で引きずり込まれていくのです。

「ほんとのこというと」
新作です。
噺の筋ももちろん面白いのですが、
登場人物の仕草や話し方が、とにかく笑えました。
納得のサゲまで、笑いっぱなし。

「牡丹燈籠」
霊より生きている人の方がよっぽど怖い派な私ですが、ゾクッときました。
そして、心を揺さぶられました。
基本的には笑える演目が好きなのですが、同じ噺家さんで三席となると、
こういう演目選びがいいのでしょうね。
全く飽きさせず疲れさせず、あっという間の楽しい時間でした。