りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

しばしの我慢

2008-12-23 17:25:53 | その他
一昨日の『年忘れ東西落語名人会』は私の今年最後の落語会でした。
(27日の『まん我道場』に行きたかったのですが、
その日は夫が競馬に行くとのことなので、あきらめました。)

『りらっくご』まで、しばし我慢です。

一昨日、南光師匠がかけられた「胴斬り」、
CDやライブ繁昌亭で聴いたことがありましたが、
生で聴くのは初めての演目でした。
かなりファンタジーな演目。
南光師匠も途中「ついてこれてますか?」と問いかけてましたが、
もう、全然ついていけてました。
噺の力ってすごいですね。

胴斬りでは「我々同様ぼーっとした人間」が斬られちゃうのですが、私もぼーっとした人間。
料理していて自分の左手の親指を切り落としそうになったことがあります。
指の付け根からザクッと。
胴斬り同様、スパッと切ると痛みはありません。
噴水のように出血しましたが。
出血のとまらぬ手をタオルでぐるぐる巻きにして、
競馬場から帰った夫が驚かぬように、キッチンに飛び散った血を拭いて、
休日診療の病院へ。
最初、待合室で順番をお待ちくださいと言われたので、
巻いていたタオルをとって見せたら、すぐ診察室へ。
縫ってくっつけてもらったのですが(妊娠中だったので麻酔なしで)、
自分で切ったということが信じてもらえません!
「自分では、こんなふうに切れません」という先生に状況を説明し、
なんとか警察沙汰にはならずにすみました。
その指、多少シビレがありますが、ちゃんとくっついて動いています。

だから、南光師匠に「実際にはこんなことはありえませんよ。落語ですから。」って言われても、
イヤ、ありうるかもって思ってしまいます。

今も包丁持つ自分が怖いです。