りらっくごブログ

上方落語に遠距離片想い
        by ことり@愛知

『第22回 伝馬寄席』

2008-10-13 19:10:55 | 落語会レポ
シュンも着物で行くというので、シュンに合わせて、私のコーデを変更。
黒地に菊柄の片貝木綿に縞の帯の予定だったのだけど、
青緑地のチェックの片貝木綿にミッキーマウスの帯にしました。
祝日だから他にも子どもがいるかなと思っていたのですが、シュンだけでした。
(そうそう、九雀さんの息子さんが鳴り物のお手伝いに来ていました。頼もしいなぁ。)

桂雀五郎 「初天神」
桂こごろう「阿弥陀池」
桂九雀  「七度狐」
中入り
柳家喜多八「棒鱈」

ずっと聴いてみたかった雀五郎さん、やっと聴くことができました。
飴屋さんや団子屋さんまで、ちゃんとそれぞれの人物が見えてくるの。
すごいなぁ。
色んなところでセンスの良さを評価されているのが納得できました。

こごろうさんの「阿弥陀池」、これも先日の「動物園」同様、聴いてみたかったネタです。
オリジナルな味付けがことごとく面白くて、
知ってるネタなのに、いっぱい笑わせていただきました。

古典落語って、とても良くできていて、誰がやってもある程度面白くて、
少々違和感のある箇所があっても、噺の力で強引に持っていかれてしまう。
それが、九雀さんの落語は、ほんの一言のフレーズの加減で違和感がなくって、
すんなり心地よく耳に入ってくるのです。
笑いにつながらない部分も疎かにしないとこがさすがだなぁって感じます。
鳴り物との調和もぴったりで、大きな世界の広がる「七度狐」でした。

「棒鱈」は初めて聴くネタ。
オチがわからないワクワク感が味わえる江戸落語は新鮮です。

でも、やっぱり上方落語が好き。

最後に抽選会。
またサイン色紙をいただく。
抽選会の時は「たっぷり笑わせていただいて、もう満足です」って思っているのだけど…。
無欲の勝利かな?

帰りには全員に和菓子のおみやげ(主催は美味しい和菓子屋さん)をいただきました。

噺家さんに、スタッフの方々に、そして一緒に笑ったお客様に感謝。


コメント
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