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大楢峠から鍋割山

2014-02-07 | ハイキング

月曜の例会山行はバイトで行けず、今週末も天気が悪そうなので今日山に向かった。

単独行で雪の山を登るのは面倒だなと思いながらミータンから大楢峠の付近に大きな霜柱があると聞いて、大楢峠なら標高も高くなく雪も少ないだろうとノコノコ出かけた。

大楢峠からは地図の登山道はないが尾根伝いに登れば鍋割山も簡単と思い今日のルートにした。

 

鳩ノ巣8:40→大楢峠10:10/10:30→鍋割山11:50/12:25→奥ノ院12:50/13:10→ロックガーデン13:40/15:10→ケーブル駅15:45

標高:鳩ノ巣319、大楢峠690、鍋割山1084、ケーブル駅820

  

鳩ノ巣駅に着いたらこんな看板が目に付いた。柳田国男が峰集落に二泊したこと。田山花袋が12月に雪の日原から丹波山、一ノ瀬、落合、柳沢峠を通り、塩山、甲府、鰍沢から船に乗って富士川を下ったと書いてあった。色々な所で目に付く田山花袋はかなりの山好き?

 田山 花袋(たやま かたい、1872年1月22日明治4年12月13日) - 1930年昭和5年)5月13日)は、日本小説家群馬県生れ。

 尾崎紅葉のもとで修行したが、後に国木田独歩柳田國男らと交わる。『蒲団』『田舎教師』などの自然主義派の作品を発表し、その代表的な作家の一人。紀行文にも優れたものがある。

 

鳩ノ巣の橋から鳩ノ巣渓谷を見下ろす。標高300mだが雪がかなりありそう。

 

ここから登山道に入る。このルートは3度目。

林道工事中、こんな所に林道があったっけ?パットレスキャンプ場経由の方が気持ちよく歩けそうだ!

道はザクザクと音がして歩き易い。

滑ると怖い所も!

雪が深くなりいよいよ峠か?

大楢峠に到着。

周りにシモバシラを探したが雪の中にあるはずないよね?帰ってからカミサンにバカにされた。

シモバシラ(霜柱)はシソ科多年草であり、枯れた茎に霜柱が出来ることで知られる。

宿根性の多年草である。茎は断面が四角形をしており、やや木質化する。高さ40-70cmほど、先端に向けてやや水平向きに曲がる。葉は茎の節ごとに対生に出て、長さ8-20cmの楕円形、薄くて柔らかくてつやがなく、縁に軽い鋸歯がある。

花は9-10月頃に咲く。茎の先端側半分くらいの葉腋から総状花序を出す。花序の軸は真上に伸び、花はその軸に茎の先端側に偏ってつく。従って、水平になった茎から花序だけが立ち上がったおもしろい姿となる。花はほぼ真横を向いて咲く。花冠は白く、釣り鐘状で、雄蘂はそこから突き出す。

シモバシラが生えていたところには、冬になると氷柱ができる。シモバシラのは冬になると枯れてしまうが、はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続ける。そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から氷柱ができる。この現象は、地中の根が凍るまで続く。

左は御岳山、右の鍋割山方面に。当然標識はない。

踏み跡はないが登山道はハッキリしている。このルートは雪のない時に一度下りてきた。

段々不安になってきたが別ルートからの踏み跡と合流、これで一安心。

天気も良く気持ちよく歩ける。

突然踏み跡がなくなる。尾根上だから問題ない。このルートは標識もマーキングのテープもない。

踏み跡が出てきたが靴の跡?一直線で何か奇妙?鹿かな?

また踏み跡がなくなる?

奥ノ院が見えた。

鍋割山頂に到着。誰もいない。

「この先は登山道ではありません」の所を登ってきたがこのルートは利用者が多い。危険な所もないので登山道に認定した方が良いと思うが?

大岳山がよく見える。

昼食後奥ノ院に向かい下山開始。流石にここは踏み跡は多い。

岩場を登ると奥ノ院。

奥ノ院の神社の前から真っ直ぐ下りて行ったらトレースがなくなる。しばらく下りて急斜面に出て道を間違えたのでは?
急斜面を戻るのに一苦労。

やっとトレースの多い道に戻り一安心。雪道の単独行は避けるべきと反省した。

天狗の腰掛に到着。

高水三山がよく見えた。あの山も雪だね。

標識を見て子供が小学の時に行ったロックガーデンに行きたくなった。25年振り?

新年山行でチャウさんに連れてきてもらった天狗岩の脇を通る。

ロックガーデンは雪の中。苔むした奇石、怪石が点在し「東京の奥入瀬」といわれているが全て雪の中!

休憩所も誰もおらずシンシンと静か!

優しい姿の綾広ノ滝。高さ4m位かな?全く氷結していない。

ぐるっと回って天狗の腰掛に戻った。一回り90分?

御嶽神社は素通りさせていただきました。

参道の階段は危ないね。

参道の店も早仕舞い?

ケーブルの駅に着いたら出たばかり。この店でおでんとビールで一休み。

ケーブルの客も6名。下の駐車場もがら空き。

車中で登戸から来られ、養沢からサルギ尾根を通り大岳山に登ってきた73歳の人と話しながら昭島まで帰ったが、この方は何時も単独行で、長沢背稜やタワ尾根の紅葉の素晴らしさを熱く語ってくれた。何時か行ってみたいね。

 

低い山といって雪の山は甘く見てはいけないというのが今回の反省でした。
明日は朝から大雪の予報、早番なので4時半起きかな?

 

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