さまよいOKEIの気ままなブログ!!

ハイキング、ウォーキング、お散歩や趣味に

粕壁宿場跡

2014-02-05 | 都内散歩

春日部は我々の育った大宮から直ぐ近くの町で、町の名を聞いてああ春日部ですか!と。でも考えると今まで一度も春日部駅の外に出たことはない。

余りにも近すぎてこのようなこと結構あるよね!東京タワーの55年振りの展望台も同じかな?

お江戸散歩で江戸情緒が残る近郊として粕壁宿場跡のコースがあったので山ちゃんと出掛けてきた。粕壁宿は日光街道で四番目(千住、草加、越谷、粕壁)の宿場町で大いに賑わったそうだ。

春日部といえば埼玉県でも有数な代表的な町と思っていたが、今日のコースは車も人も少なく閑散として何となく侘しい町の印象だった。

今日は強烈に寒く散歩には最悪の天気。古利根川沿いを歩いたが風も強く震え上がった。

 

春日部駅東口→旧日光街道→郷土資料館→東八幡神社→古利根川堤→古利根川公園橋→最勝院→小渕一里塚跡→小渕観音院→北春日部駅

春日部駅東口を出たが期待が外れて何か侘しい気持ちになった。

駅前通りに可愛らしい彫刻。昔懐かしい糸電話かな?

ここが旧日光街道粕壁宿の跡。電線を撤去してスッキリしているが車も人も少ない!

田村家という大きな蔵造りの家があった。この一帯が同じ名の田村家。
道標が江戸時代の名残?「東 江戸、西南 いハつき」と書いてあった。説明板はない。

突然西武百貨店が出現。確かにここは春日部の中心地?お客の出入りが?

「デイサービス竜宮御殿」、大宮北銀座にあるような高齢者に元気が出そうな名前だけど?

粕壁宿の絵が描かれたシャッター。利根川煎餅のお店。

このビルの中に郷土資料館がある。

粕壁宿の1/200の模型。かなり忠実に作られている。本陣、脇本陣の外に旅籠45軒、家数773軒、人口3701人だそうです。よく資料が残っている。

懐かしいかまどがあった。小学生の時によく飯を炊かされた。焦げ飯とか芯飯とか苦労したね。大学の合宿もかまどだった!

松尾芭蕉が泊ったと伝えられている東陽寺。

宿場の東外れにある東八幡神社。600年の見事なケヤキ。

古利根川の遊歩道。感じの良い遊歩道だったが気温が低く、風も強く震え上がった。

大落古利根川(おおおとしふるとねがわ)は、埼玉県に流れる一級河川利根川水系中川の支流で、流路延長は26.7キロメートル

その名のとおり徳川家康江戸入府以前の利根川であり、水路が変えられ銚子に向けられた後に排水路となった。「大落」とは農業排水を落とすの意味である。

気になる印象の古利根公園橋。

橋の上が公園になっていた。スカートをまくって今にも川に入りそうなポーズがとても可愛い彫刻。題は「夏」。彫刻の町を売り物にしているらしい。

山ちゃん興奮状態に。佐藤忠良の「ジーンズ・夏」。彫刻に詳しい山ちゃん、佐藤忠良は現代最高の彫刻家でこんな所で作品が見られるとは! 私はサッパリだけど。

佐藤 忠良(さとう ちゅうりょう、1912年7月4日 - 2011年3月30日[1])は日本彫刻家
生き生きとした女性像などをブロンズや木彫で表現した。福音館書店版の絵本『おおきなかぶ』の挿絵なども手がけた。桑沢洋子の親友でもあり、教育者として東京造形大学において創立より多数の後進の教育に携わった。女優の佐藤オリヱは娘。

この作品で興奮度も最高潮。舟越保武の「茉莉花」。舟越保武も超一流の彫刻家だそうで山ちゃん本当にビックリしていた。

舟越 保武(ふなこし やすたけ、1912年12月7日 - 2002年2月5日)は佐藤忠良と共に戦後日本を代表する彫刻家東京藝術大学名誉教授文化学院出身で画家の妻道子との間に子供6人。次男の舟越桂や三男の舟越直木も彫刻家として活躍。

1939年 東京美術学校(後の東京藝術大学)彫刻科を卒業。このとき出会った佐藤忠良とは終生の友情を培うことになり、二人は戦後の日本彫刻界を牽引していく。1950年、長男が生まれて間もなく急死したのを機に、自らも洗礼を受けてカトリックに帰依、キリスト教信仰やキリシタンの受難を題材とした制作が増える。代表作に長崎26殉教者記念像がある。

 

旧日光街道に戻ると屋根の上に鍾馗さん。山ちゃん曰く、関西では屋根の上の鍾馗さんは普通に見られるとか?

宿場町西外れの最勝院。

左から古隅田川が流れ込む。隅田川に関係あるのかな?関係なさそうだ。

埼玉県さいたま市春日部市を流れる流路延長4.8km[1]、流域面積14.0km²[1]一級河川利根川水系大落古利根川の支流である。さいたま市岩槻区南平野地区を管理起点とし、さいたま市岩槻区と春日部市の境界を北東方向へ流下し、途中旧古隅田川などの支流と合わせ、春日部市梅田地区で大落古利根川右岸に合流する。流域は一部で農地があるほかは住宅地となっている。

桐箪笥屋があった。春日部は桐工芸品が名産とか?日光東照宮建設に従事した職人が桐の名産地春日部に住み着いて発達したそうだ。

小渕一里塚跡。一里塚の感じがしないね!

小渕観音院。近隣随一の神仏習合の祈願寺でユニークな参拝の仕方が書かれていた。

・まず大鰐口を二度鳴らす。・二拍合掌をしながら願い事をする。・回廊を左から回ると天井の唐獅子十八体が清浄する。・正面に戻り二拍合掌して参拝が終わる。

役の行者に関係があり、年に一度、関東の修験道者がここに集まるとか?

北春日部駅に到着。ここも駅前は静かです。

春日部に戻り西口に。ここも静か?駅ビルがないのがアクセントにかけるのかな?

ここでコーヒーとアップルパイを食べて今日の打ち上げ。山ちゃんは佐藤忠良と舟越保武の作品を見て大満足の様子だったが24万人の割に何となく侘しい町だなと?

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 浜松町から新橋 | トップ | 大楢峠から鍋割山 »

コメントを投稿