Nyanyahoi's Essay

庭あり、音楽あり、食道楽あり。本館と庭と別館のエッセイ部分をまとめてみます。ブラザーズとpenchiも時折登場。

こじぞうのけんかの理由。

2005-04-30 17:11:32 | brothers&penchi語録
こじぞうもとうとう幼稚園でも一番上の年になったんだが・・・
最近、ふと思うこと。
コドモ同士のけんかやもめごとの仲裁に入らされることがときどきあるんだが、傾向が変わってきた。

先週だったかなぁ? 2,3日前だったかなぁ?
こじぞうのクラスメートがちょっとむっとして放課後私のとこに来た。
「こじぞうがたたいたっ」
と鼻のとこを指差して。
ま、鼻血も出てないし、気分の問題だな。そこんとこはひとまず安心しといて。
「うっひゃぁ、ごめんねぇ。こじぞうどこいった?」
と辺りを見回すも、こじぞうがなかなかつかまらず。
遊びほうけてるから捕まえるのに10分ぐらいかかったんだよなぁ。

んで、無事捕獲して、きつめに問いただしてみると。
「だって、やつ、○○ちゃんたたいてたんだもん。」
「だからってこじぞうが鼻んとこたたいたわけ?」
「そうだよっ!」
こじぞうは、まったく悪いことしてない様子。
んー こういうこと教えるのって難しいなぁ。

「こじぞう、よぉくきいて」
「なんだよっ!(半分切れてる)」
「△△くんが○○ちゃんたたいたのは、悪いと思うよ。
 でもね。
 それは、△△くんと○○ちゃんの間のことであって、こじぞうは関係ないっしょ。
 ○○ちゃんをたたいちゃだめだよって、△△くんに言うのはいいんだけど、
 そこできみが△△くんをたたくのは
 △△くんにしてみればさ、とつぜんこじぞうがやってきて殴られたってかんじじゃん。
 いきなり関係ないやつにたたかれたら、怒るのあたりまえだよ
 とりあえず、いきなりなぐったことだけ△△くんにあやまれ」

何度か念を押して話したら、最初は怒ってたこじぞうも少しはわかったようだが
私の説明、これでよかったんかなぁ?

そしたら程なくして××ちゃんが泣いた。
「こじぞうがなぐったー」と周りのみんなが口々に言う。
「おいっ」と私が怒鳴ると、こじぞう必死に
「ちがうよ、あたっちゃったんだよ。
 こじぞう、殴るつもりなかったんだよ」
と弁解。
確かにはしゃいでたから、お手手ブンブンでぶつかったのかもしれないなぁ・・・

「でも」
「こじぞうが殴る気なくても、ぶつかったんだろ。
 ××ちゃんは、こじぞうの手がぶつかって痛くて泣いてるんだろ。
 痛い思いさせちゃったんだから
 その気がなかったとしても、あやまれ」

んで、そのあと××ちゃんと△△くんにはごめんねを言ってましたが。

難しいね。
敵討ちとか、制裁とか、事故とか。
いつのまにこんなに、ちっちゃかったと思ってたコドモ同士のけんかも複雑になってるんだろ。
でも、ちゃんとお互い納得しておさまるように今のうちにしとかんと、小学校とか行ったら先生以外ほとんど大人いないもんなぁ。
コドモ同士でうまいことやらにゃいかんのだよなぁ。
上手に行かなくてこじれると、
コドモ同士のこじれ具合は残酷になる場合もあるし。
それまでは、こやって仲裁したり、公平に話きいたりして、これからのヒントを教えるのはママちゃんたち。
うわー 責任重大。
しっかりせねば。
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