大阪音楽大学ミレニアムホールで開かれた、ピアノ指導者セミナーへ行ってきました。
岡原慎也先生と田村響さんの「モーツァルト2台のピアノのためのソナタ」の演奏。
有名な第1楽章が軽快に始まり、聴き入るうちに、しっとりとした2楽章へ。
どちらも掛け合う、または醸し出す音色が本当に美しくて、久々に心(耳?)洗われました
トークセッション「僕たちがピアニストになったワケ」
田村響さんを初めてお見掛けしたのは、10数年前のPTNA入賞者コンサート。
特級で優勝され、大阪の会場前でお母様に記念撮影されていました。
セミナー後の場でそのことをお話すると、高1だったと仰ってました。
国内ではまっすぐな道を進んでおられた響さんも、初めて海外に出られた時が一番の変化の時だったと話されていました
岡原先生は、私自身が何度か公開レッスンを受けさせて戴いたことがあります。
合間の雑談が楽しくてそればかり覚えています
希望者は、ミレニアムホールの隣の100周年記念に建てられた教室を見学することができました。
個人練習室がずらり並んでいます。
どの部屋もグランドピアノ、そして広々としています。
私の頃は古い校舎で、狭くて、アップライトも多く、それに冷房も入ってなかったし、朝一番に取らないと空いてなかったし、毎日借りるには高かったし・・・。
いまは無料だそうですよー。
楽器博物館も、びっくりするほど充実が増していました。
バリ島のガムランの楽器。
ずらりの並んだ歴代ピアノ。
ショパンが愛したプレイエルも。
これは極々一部。
またゆっくり訪れたいものです。
この写真はHPからの引用ですが、今はMIDI実習室や録音スタジオも充実。
MIDIは全員に授業があるそうです。
帰り道、オペラハウスの前の道を通りながら、足元をよく見ると・・・?
ん?黒が12、123,12、123
あ、R君わかりますね!
この歩道、鍵盤
公道だと思うんだけど・・・。
セミナーで私を知ってる気がするとお声を掛けて戴いた方と、懐かしカフェへ。
お話すると、学科は違うけど同じ学部の1年上の方でした。
写真撮さなかったので、Googleさんから戴きました。
周りの様子からはとても想像できない、落ち着いた雰囲気のカフェ。
サンドウィッチには、サラダと果物も少し添えられていて嬉しい。
ケーキも美味しそうだったけど、食事をしたかったので残念。
大きな画面で景色のスライドショーが流されていました。
ふと気づくとコッツウォルズ。
去年行った話をしたりするうち、その方のご主人はフランス人だということでまたびっくり。
色々話が盛り上がり、長居しました
さて岡原先生も、”アマチュアだプロだなんて関係ない、ピアノ演奏をするのに何の遜色もない”
と言って下さってるので頑張りましょう