夏の花火と私の死体

(内容)
九歳の夏休み、少女は殺された。
あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなくー。
こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。
次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか？
死体をどこへ隠せばいいのか？


乙一作品2作品目。

以前は完全にホラー作家やと思ってて敬遠してたけど、「失はれる物語」を読んだら良かったので、他の作品も読んでみたかった。

コレがデビュー作でしかも、16歳の時に書いた小説と知って、その才能のスゴさを知った。

「世にも奇妙な物語」系のなんとなく後味の悪い感じは嫌いじゃない。

でも、気分が乗らない時はこの手の小説は重くのしかかる。

特に今の時期は寒くて気分が乗らないので、あんまり楽しめなかった。

夏に読んだらもう少し違う評価かも？

それにしても、俺って全く季節感がないな…



★★★☆☆