三匹のおっさん | |
有川 浩 | |
文藝春秋 |
さすが有川さん、な面白さでした。
愉快、痛快、軽快、爽快!!
ニヤニヤが止まらない!
還暦を迎えたけど 『おじいさん』 ではなくまだまだ 『おっさん』 じゃい!な3人の、地域密着世直しエンターテイメントってトコでしょうか。
このおっさん3人が、まぁ強い強い。
武道派2人、頭脳派1人。
武道派2人はめちゃめちゃ強い!
カッコイイ!!
ところが一番アブナイのは、頭脳派の1人だったりするわけで。
市販のスタンガン、モデルガン(?)改造しまくり?みたいな?
捕まるよ(笑)
『エレクトリカルパレード』 には笑いましたよ。
おっさん3人だけでは潤いがないのですが、そこは上手い事孫も絡んできて、これがまた微笑ましい。
チャラチャラした今時の若者っぽいユウキ(漢字忘れた)は、ちゃんと大事な事は分かってる素直なエエ子やんか~。
やっぱり尊敬できる大人と交流できる状況っていうのが、大事なんだろうな。
自分の親はあんまりみたいだから、じいちゃんが居て良かったよね。
個人的には、芳江さんがカッコイイと思うのですが。
鋭いし、物言いが上品なのにバッサリっていう。
ステキざーます。
現実はそんなに上手くいかないぜ、って話かもしれないけど。
それでこそ有川氏的エンタメの真骨頂だと思うし。
泣けて笑えてハッピーで元気が出る、素敵な1冊でした。
続編もあるみたいだし、まだまだ楽し~ぃ。
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