図書館の神様 ＜瀬尾 まいこ＞

　最近ワタシ的に、ちくま文庫にヒットが多いようです。
　って、つむじ風食堂とコレでまだ2冊目ですが。

　ジュンク堂に3時間いた挙句、買ったのはこの1冊だけという体たらく。
　しかし流石の1冊（なにが流石？）、超しっくりキタ。
　ギラギラしてなくて瑞々しくて緩やかで。
　みんな成長していくし変化していくのに、ちっともムリがなくて良かったです。

　それにしても、自分がこの本を選んだというひきに、ちょっとビックリ。へへ

　さてさて。
　登場人物たちは、みんなとてもステキ。
　露骨ではないけど、優しさが漂ってます。
　一番ダメダメなのは、浅見さんかも。
　優しくて誠実そうだけど、ホントはズルくて弱いんじゃないかなぁ。
　お気に入りは垣内クンと弟クン。
　あの二人はイイなぁ。
　お話の中に出てくる、ああいう淡々としてるけど大事な事はちゃんと分かってるぞ的オトコノコが好きだな。
　実際にいたらどうか分からんけど。ふふ

　そうそう、ワタシとしては、セデスよりバファリンより、ケロリンです。
　

　
　

図書館の神様 (ちくま文庫 せ 11-1) 瀬尾まいこ 筑摩書房 このアイテムの詳細を見る