若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

文字さえ書ければ、ポエット
感覚次第で、何でもアート
日日を豊かに遊び心

サイト「公共空間X」を起ち上げました。②

2014-05-30 | Weblog
http://www.pubspace-x.net/



「公共空間X」とは・・・。  

一、「公共空間X」は、相互コミュニケーション性、対等性、文芸的結社性を備えた「新しい公共空間」で、主にネット上で活動を展開します。

二、「公共空間X」は「混沌を見つめ、世界を読み解き、未来を展望する」場です。

三、「公共空間X」は「柔弱」を尊重し、「虚心」な相互討論を目指します。

四、「公共空間X」は「理論」だけではなく、「直感・感覚」を重視します。

五、以上の原則を承認・尊重する人は「公共空間X」の同人となることができます。

六、「公共空間X」を「メディア」機能を備え、同人以外の投稿も含む多様な発信、討論の場として構築します。



あなたにとってXとは・・・。

以下の観点を心に留めて、新しい公共空間を創りたいと思う。

人は、受動的になって、まずは他者を受け入れない限り、能動的な主体とはなり得ない。

主体の存立に、他者が根源的に関わっていることを自覚しないで、思想は構築できない。

虚心な相互討論がなければ、結社足り得ない。

批判の矛先は、最終的には己(おのれ)に向かう。他者を裁いてはならず、他者に行動を強制しないという原則がなければ、組織は運営できない。

生活実感なくして、理論形成はあり得ない。

言語化され得ないものに関わることによってしか、言語はその豊かさを取り戻せない。

かくして、新しい公共空間は、次のようなものとなる。

様々な言説と、非言語的媒体による創作とを、含み持つものでありたい。

自らの体験を自らの言葉で語るもののほか、他者の声を聞き、その叫びを汲み上げる作品も載せていきたい。

同人による表現と、同人外の投稿と、共存できればうれしい。

情報化社会は、必然的に、格差を増幅し、人々を分断するものであるが、しかし同時に、世界に向かって開かれた窓、多様性を確保する道具をも提供する。私たちは、それを活用したいと思う。

それは、3.11後の世界を、ともに読み解き、少数者と呼ばれる集団や、非正規雇用の若者や、福島で生きる人々と、その悩みを共有し、世界の貧困と、環境破壊とを直視し、しかしそこから、未来への展望を見出す。

私たち自らが、そのような空間と化し、それが多くの人を引き寄せる電磁場となり得ることを願う。

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