若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

文字さえ書ければ、ポエット
感覚次第で、何でもアート
日日を豊かに遊び心

サイト「公共空間X」を起ち上げました。①

2014-05-30 | Weblog
http://www.pubspace-x.net/




<呼び掛け文>

2011年3月11日の大震災と原発事故は、私たちに、様々な問題を突き付けました。それは、十分な議論がされずに、いつの間にか、うやむやにされたり、また、忘れ去られていたものを、あらためて、議論の俎上に載せ、その上で、私たちに、行動することを要求したのです。

一方で、アカデミズムの領域では、その閉鎖性という弊害が、専門化が進むにつれ、ますます大きくなっています。ジャーナリズムにおいても、情報化社会の進展に伴い、商業主義的な傾向は、日を追って、高まらざるを得ない。文学や芸術の世界でも、これらの弊害から、免れていません。

これから生まれて来る人々に対する責任を負い、同じ時空を共有する者同士の連帯を深めるために、今、私たちは、何をすべきか。そのひとつの試みとして、私たちは、あらたな「公共空間」―「ネット」を主要な活動の場とする公共空間―を立ち上げたいと考えました。

それは、以下の5つのことを眼目とするものです。

1.研究者と一般市民との垣根を越えた対話・交流を目指し、新たな学問・思想の考究の場を作ります。ここでは、単に研究の成果を紹介するだけに留まらず、それについての討論や論争を重視します。

2.マスメディアに載らず、私たちの目に触れることのない文学や芸術作品を掘り起こしていきます。

3.同様に、マスメディアが報じることのない事実や人々の声も紹介していきます。

4. 非言語的媒体を使い、私たちの感覚に訴え掛ける表現=美術、音楽、映像(映画、アニメ)、写真=などを積極的に取り挙げます。

5.サイトのみだけではなく、講演会や勉強会の開催も行っていきます。

以上、これらの内容については、政治的な立場を問わず、多様性、意見の相異・対立を重んじ、対等の立場で、また謙虚な姿勢によって議論を行うことを追求します。人格攻撃・罵詈雑言はもちろん、一切の権威主義やタブーを排除し、素朴な疑問、素人の発想を重視した運営を目指します。

 私たちは、このような営みを通じて、社会に根ざした言論・表現の場の形成に貢献できればと思っています。そして、私たち、同人ひとりひとりが持つ感性をぶつけて行き、そのことが、さらに多くの人々との文芸的交通の端緒となることを願っています。

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約一年間の準備期間を経て、この程友人たちとサイト「公共空間X」を公開しました。
是非覘いて見てください。
また真面目な投稿も募集していますので宜しくお願い致します。


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