若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

文字さえ書ければ、ポエット
感覚次第で、何でもアート
日日を豊かに遊び心

死刑を執行する必要があるのか?についてやり取り。

2008-07-05 | 死刑問題
アカショウビン 2008年06月26日
>一つ言えることは死刑が答えではないということだ。私が死んでも彼(山本さん)が戻るわけではない。死刑は、もう一つ殺人を犯すということだ
 
 ★私もそう思います。それにしても、間接的に人を殺すことへの同意の根拠の「正当性」を果たして私たちはどこに持っているというのでしょうかね?

ワコウ 2008年06月27日
アカショウビンさん
>間接的に人を殺すことへの同意の根拠の「正当性」を果たして私たちはどこに持っているというのでしょうかね?

どこなんでしょうね?

1.政府による世論調査

【死刑存廃をめぐる意見】 
 年    廃止  存置  その他
1956年  18.0%  65.5%  17.0%
1967年  16.6%  70.5%  13.0%
1975年  20.7%  56.9%  22.4%
1980年  14.3%  62.3%  23.4%
1989年  15.7%  66.5%  17.8%
1994年  13.6%  73.8%  12.6%
1999年  8.8%  79.3%  11.9%
2004年   6.0%  81.4%  12.6%

今現在、日本人の80%以上が死刑制度に賛成しているのです。

どうしてなのでしょう?
こうしてみますと1990年半ばから、日本が急速に右傾化の道をたどって来たことと比例しています。
被害者、遺族感情にのみにシンパシイを感じ、報復感情をむき出しにしています。
一方の殺しを盾に取り、もう一方の制度の殺しを正当化しています。
生きている人を殺すことでは、どちらも同じですが、制度で殺すことはもっともっと恐ろしいこと。

なんという想像力のなさ、

なんという冷たい人間の多い日本。