北海道の道路を走っていると色んなものが落っこちてる。
ヤシの実みたいなものが転がってたことあって
よく見たら砂糖の原料の “ビート”だった。
あれはビビった。
とある日、とある峠へ向かう道すがら、片側1車線の真ん中に
木の棒のようなもの(長さ1mくらい)が落っこちてた。
なんとか左右のタイヤの間を抜けるようにかわして、ルームミラーで再度確認。
「ありゃ棒でねぇな!」と確信。
バックで戻って、車から降りて棒に近づいた。
したっけよぉ、棒が威嚇してくんだよ。
だから首根っこふんづかまえて写真を撮ってやった。
みなさんお馴染み “アオダイショウ”
これが “ハブ” だったらこんなことは絶対にしないし、出来ない。
アオダイショウは毒がないヘビだと認識してはいたけど
こんときは噛まれる!と思った。血清!血清~!
ヘビに舐められたのは初めての経験。
文字通りのアイコンタクトで、こちらの意思を伝えると理解してもらえた。(気がする)
彼曰く「変温動物は大変なんだよ」と。
「体温上げるのに、道路で体を温めるのがちょうどいい」とのこと。
でも「車に踏んづけられるからやめなさい」と諭してから離した。
「ヘビが嫌いだ」と言う人がいる。
生理的に無理という人もいる。
お願いだから先入観でみないで。
あの円らな瞳は嘘をつかないから。
「足がないから嫌い」という人もいる。
自分は、足がうじゃうじゃ沢山ある生物の方が嫌いだ。
イカ・タコは例外で好きだけど。