ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

トルティージャ・エスパニョーラ

2006年11月24日 | 台所修行
トルティージャ・エスパニョーラといえばトルティージャ・デ・パタタ、ジャガイモいり玉子焼きのことです。パエリヤ、ガスパッチョと並んで最も有名なスペイン料理のひとつですね。

いままで2,3度挑戦したことがあったけど、ちっともうまくできずあきらめていたのだけれど、以前マヌちゃんの友達ジャイサちゃんにご馳走になったとき、マヌちゃんがとっても喜んでトルティージャを食べる姿を見て、「ああ、やっぱり覚えなきゃなあ」と思ったのです。

で、マヌちゃんママとジャイサちゃんに教わったことを思い出しながら、久々に挑戦してみました。

すると大成功!

マヌちゃん「美味しい美味しい!」といいながらぺろりとみんな食べてくれました!

ふふふ。コツをつかんだぞーい!なのでここでまとめてみます。
材料
卵、ジャガイモ、たまねぎ、オリーブオイル(もちろんEXバージン)、塩、コショウ

①配分としては卵一個につき、じゃがいも(手で握れるくらいの大きさかしら)一個、くらいかな。たまねぎは適当。今回は卵3個、じゃがいも3個、たまねぎ4分の一個使いました。

②じゃがいもの皮をむき、3ミリくらいの薄さにいちょう切り、水にさらす。

③フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れてそれなりにあったまったら水を切った芋を投入。油は芋の半分くらいがつかるくらいたっぷり。その上にたまねぎを切りながら入れる。全体に油をまわしてからふたをして弱~中火でときどきかき混ぜながら煮る。結構時間かかるよ。

④おいもがへらで押すとぽろっと割れるくらいまでやわらかくなってきたら、煮ながら軽く芋をくずして、よくといた卵の中に加える。(途中時々卵液を混ぜればかたまらないよ)残った油はとってもきれいなのでビンにでもとっておいて別のお料理に使いましょう。

⑤塩コショウをして、フォークでおじゃがをつぶしながら卵液をよく混ぜる。つぶし加減はお好みで。わたしは結構つぶれてるほうが好き。卵液はドロドロになるはず。

⑥お芋を揚げたフライパンの油をビンなどに全部捨てて、また火にかける。あったまったらそこに卵液を全部一気に投入、中火でふたをして焼く。固まってきたらお皿や鍋のふたを使ってひっくり返す。きれいに焼けたらできあがり!


ポイント
・じゃがいもをたっぷり使うこと。イモ多くない?くらいで大丈夫。
・油はたっぷり。油でお芋をじっくり煮る感じ。
・卵に芋を入れるときはざるで漉してもよし(ジャイサちゃん風)、スプーンやへらですくって入れてもよし(わたし)。油がぼちぼち入っても気にしない!これも味のうち。マヌママはかなりの油も一緒に入れてました。オリーブオイルは太らないよ。
・塩味はきちんとつける。スペイン料理に減塩はありえない(笑)
・フライパンは小さいほうがお勧め。トルティージャは薄いと美味しくありません。3センチくらいの厚さはあったほうがいいんじゃないかな。

とまあこんな感じ。やっとこ満足できる程度のスペイン料理ができてうれしい!ぜひみんなも作ってみてちょ。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
食べたい (よしよし)
2006-11-24 22:09:02
スペインから帰ってすぐ作ってみたけど、大失敗だった。味は悪くなかったけど、ばらばらで固まらなかった。芋サラダだと思って食べたよ。
今度また挑戦してみようかな。少し安めのオリーブオイル買ってね。
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だって (yas)
2006-11-26 16:15:58
よしよしはもとよりオムレツをうまく作れない。炒り卵になってしまう。
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なるほど (のじ)
2006-11-27 04:17:39
だからうちではおやじが作るのだね。
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