ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

今度は三人で

2007年04月27日 | ちび育児日記
昨日の午後、初めて一家三人でお出掛けデビューしました。

車に乗って中心街へ。ベビーカーを押しながらお散歩っていかにもファミリーって感じ。この街は外国人が多いので赤ん坊・子供がたくさんいます。お散歩ロードはいつもベビーカーでいっぱい。そんな景色を出産前にいっぱい見て、ちびとお散歩する日を楽しみにしていたので、念願かなってご機嫌でした。

とはいえちびがおっぱいをほしがって泣くまで、時間はあまりありません。なのでいつものカフェでお茶。

想像してたより30分ほど遅くにちびがお目覚め。ぐずり始めたので、そそくさと帰ることにしました。短い時間だったけどなんだか楽しかったです。

帰りの車では空腹をもう我慢できないちび、きゃんきゃん泣いて、車の中だから抱っこもできないし、どうしたものかと悩んでたとこに素敵なアイデアが。装着していた母乳パッドをとりだしてちびに近づけたところ・・・

泣き止んだ!しかもちょっとご機嫌。しかしどんどんお乳のにおいだけじゃ我慢できなくなってパッドをはぐはぐ。うーん、さすがに衛生上どうよってことで近づけたり遠ざけたり。けど5分10分の家路の間はなんとかなりました。赤ん坊って鼻きくのねー。

それにしても、ちびは今のとこ2時間間隔(早いと1時間、長くて3時間いくか)でお食事なので、これ以上の時間の外出は不可能・・・ だからといってお乳がうまいことでてる間は哺乳瓶使うのやだし。

けどマヌちゃん曰く、スペインじゃバスの中やバルでも平気でおっぱいあげるよ、だって。まじで!?さすがに公衆の場でおっぱい取り出すのは気が引けるなー。おっぱい隠しスカーフとかそんな気の利いた商品、この国にはなさそうだし。しかし半年近くはちびおっぱいのみなわけだから、その間ろくに外出ができないなんてありえないしなー。普通みんなどうしてるんだろう??教えてー!


ちなみに本日(金曜日)、マヌちゃんがグラナダに帰りました。私たちは明日帰ります。お世話になりました、マヌパパママ。ああー、荷物が大量だー・・・・

小児科の先生

2007年04月27日 | ちび育児日記
にちびを診てもらいに行きました。この先生、マヌパパママの同僚、お友達でとってもいい先生だそうで、ママが予約を取ってくれたのです。

で、ちびを真っ裸にさせてから、まずはサイズチェック。

昨日は出生2週間記念日だったのだけど、
体重3500グラム、身長52センチ、頭周り36.6センチ。

それぞれ生まれた時から
+700グラム、+4センチ、+3.6センチ!!!さすがよく食べるだけあるー。!すごいぞちび!

それから先生はちびを持ち上げたりさわったりちこちぐるぐる見て、とっても健康!!だそう。

ちびの骨のためにビタミンDを処方してくれました。あと乾燥肌のためにクリームもおすすめしてもらいました。(薬局で買ったら18ユーロもしました・・・しかもちびこれでクリーム5つめ?6つめ?しかもみな高級品・・・母よりはるかにおしゃれさんです)


ちびが夜中にゴーゴーうなって息できてないんじゃないかと心配だったけど、当たり前のことらしく心配ないそうです。

あと、あたしもマヌちゃんも目は濃い茶色なのに、ちびは濃い青というかグレー系。じきに茶色くなるんでしょうかと聞いてみると「そうねー、2,3ヶ月は変わらないと思うよ」とのこと。「けどこの色もかわいいじゃん」だって。いやあ、そうなんだけど、多分変わるんだろうなー。ちょっと残念。だってよく似合ってるんだもん。

どうも西洋の赤ん坊はたとえモレノ(黒髪黒目褐色肌系)でも生まれたてはルビオ(明るい髪・目、白肌系)なことが多々あるらしいです。いまやあたしよりも髪も肌も黒いマヌちゃんも、生まれたてはうすーい明るい髪の毛にお肌は真っ白けだったらしいです。けどちびが青系の目であるって可能性もゼロではないのだ。なぜなら彼のひいばあちゃんは青い目金髪だし、ひいじいちゃんの目は緑だもんね。

とりあえず、お医者さんにいろいろ聞けて母は安心しました。ちびは健康!元気が一番だものね。

たまにはふたりで

2007年04月25日 | ちび育児日記
写真は「ちびたん、テレビで野球観戦中のおっさん気分」

昨日久々にマヌちゃんとデートしました。といっても夕方お茶を飲みに出かけただけだけど。

朝ごはんを12時に、大量のチュロスを食べたうちらはさっぱりおなかがすかずお昼ご飯はパス!で、夕方マヌちゃんが「ちびの次のご飯までどのくらい??」というので「1時間くらいかなー」というと、「じゃ、じいさんに世話を任せてお茶でも飲みに行こう。たまには二人で出かけよう」

というわけで、マヌパパにちびを預けて車で中心街へ。ちびが生まれて初めて二人でカフェテリアへ。お茶飲んで小一時間で帰ってきました。

ちび誕生以来、ちびで頭がいっぱいいっぱいなので、二人でのお出掛けは新鮮でした。恋人同士に戻った感じでね。

とはいえ途中もちびのことが気になって気になって。しまいにゃちびが恋しくて。まだまだ母と子の蜜月期です。ちびたんはじいさんとふたりでもちゃんとおりこうさんにしてたそう。グーグー寝てて、うちらの帰る30分くらい前から目はさましたけどご機嫌にきょろきょろしてて、うちらがつく直前にほんのりぐずりだして、抱っこしてあげたとこだったそう。えらいじょー。

少しずつ

2007年04月25日 | ちび育児日記
かわいいかわいいちびたんの感覚器官が少しずつ目覚めてきたようです。

まず、抱っこの気持ちよさがわかってきたみたい。生まれたては抱っこだろうがベッドの上だろうが関係なしだったのが、今は抱っこすると落ち着いたり泣き止んだり、ベッドに寝かすとちょいとぐずったり、あたしの胸にほほを寄せたり、安心するのでしょうかね。あたしのお乳のにおいもするせいかな。

あと目も見えるようになってきたみたい。まだ光ばかり追ってきょろきょろと幽霊でも見てるかのような動きは健在だけど、顔の前でお人形を振りながら右へ左へ移動させるとお目目で追えるようになってきました。

あとおてて。以前は野性の感覚、お手手にものが触れると軽くニギ、とするだけだったけど、いまやたぶん自分の意思でニギ、ができるみたい。少なくともニギ、をするのが増えました。おっぱい飲んでる間はあたしのパジャマや下着をニギ。髪の毛もニギーっとやられました。

そして表情もずっと豊かになりました。

ぷくぷく太って、生まれたときのむくみは完全に消えました。生まれたばかりは完全に日本人顔だったけど、少しずつスペインの血が目覚めてきましたよ。お目目がもうぱちくり!

おっぱい飲んだら即寝てたのが、寝かしつけないといけないことが増えました。特に夜。おっぱいあげて、オムツ替えて、そのあと抱っこでしばらくふらふらしてあげないと、ベッドに寝かせてもお目目らんらんしてたりします。

寝てる間の騒音(!)も増えました。ふががーとかごふふっとかおっさんくさい音をいっぱい出します。苦しいんじゃないか?もどしちゃったんじゃないかと気になって(しかもすごい音だし)、何度もむくりと起きて確認してしまいます。マヌママ曰くなんでもないとのこと。確かに苦しそうな音だしても、お顔はけろりとしてるんだよね。けど母は多少の音でも目が覚めてしまうのだよ!おかげで余計寝不足な私。

起きてる時間も増えてきました。それとともにお遊びも覚えてきたみたい?ナンゴというのでしょうか、あうあう、とかでへへーとか、ご機嫌なときに声をよくだすようになりました。おきてるときはあうあう言いながらじたばたしたりして遊んでいます。前はあたしがおててやあんよをじたばたさせてもぽかーんとほかをみてたのに。今はもっと一緒に遊んでる感があります。

性格も出てきたのかな??起こったり喜んだり。ずっと甘えんぼにわがままになってきた感じかしら。自我の目覚め!?ああ、それにはまだ早いか。とりあえず、まわり世界に少し目が覚めたようです。

私はちびの動作で心を読む研究をしております。とりあえず、
おなかがすいたときはおててをもぐもぐ(これは生まれたときからわかってたけどね)
おしっこが漏れて服がぬれて気持ち悪いときはあんよをじたばたしながらあうーあうー
これだけわかるようになりました。あとはういーんと伸びをして歌舞伎役者みたいにくびをうにーっと回すしぐさ、これの解明がしたい!!そしてオムツ替えて!の合図が知りたい!

それにしてもいまどきの(って昔のはどんなんか知らんけど)オムツってすごい。おしっこも液体うんちも一瞬で吸収しちゃって、ちびはあまり気持ち悪くないみたい。おかげでオムツ替えのタイミングがよくわからないのよねー。ふと気づくとオムツがずっしり重いほどおしっこうんちしてて驚くことが多々あります。とりあえず基本おっぱいごとにオムツチェックしてるけど。

まだ生まれて2週間も経ってないのにすごい変化です。赤ん坊ってすごいなー。毎日眠たいけど、我が子はやはりかわいいなあ。

へその緒ぽろり

2007年04月23日 | ちび育児日記
生後10日にしてへその緒とれました。

昨日からへその緒の付け根にほんのり出血があって、じゅくじゅくしてて痛々しげで心配してたのです。「へその緒、赤ちゃんは痛くない」とはいえ見た目は痛そうだよー・・・・

で、助産婦さんの言うとおりにドライヤーで乾かしてたのが効いたかな。今日の午後オムツ替えるのに服を脱がしたらボディの中でほろりととれておりました。

これでオムツつけるのが楽ちんになるぞーい。

日本人らしくこのへその緒はとっておこうかな。

ちびはここ二日ばかりでよく泣くようになりました。お母ちゃん困っちゃうよー。おっぱいも途中で飲むのやめちゃったり、夜中がげほげほいうし。心配。けどどれも心配することじゃないらしいですね。新米ママは心配性なのです。

初体重測定

2007年04月20日 | ちび育児日記
一週間記念日だった昨日の午後、マヌママと一緒に近所の薬局にちびの体重を量りに行ってきました。

日本にはどこの家庭にも体重計ってあるよね??けどこっちはない家庭が多いのです。なぜかというと、すべての薬局(こりゃまた数が多い)には体重計があって、20センティモくらいで体重が量れるのです。というわけで、量りたいときには薬局へ、というのが定番らしいです。

近所の薬局にはベビー用体重計もありました。これでちびを測定。

すると、、、、3.31キロ!!!!

すごい!生まれた後の体重減少も考えると、日に100グラム近く肥えたって事??確かに半そでのボディ着たままだったし、おっぱいあげたばかりだったけど、うんちはしたてだったし。どちらにせよ元気にぐんぐんおっきくなってくれてるのは確か!!

生まれたときはすかすかだったおててもあんよもムチムチしてきたし、お顔もぱんぱん。抱っこしてもお人形さんみたいに軽かったのが、ずしり、としてきましたよ。こりゃマヌちゃん帰ってきたらびっくりするだろうなー。

いやあ、めでたいな。

おっぱいの飲みもとってもいいです。おりこうさん。

そうそう、今朝はオムツ変えてる途中にうんちをぴゅっとやられました。うんちって飛ぶのねー。速攻おしり拭きでガードしたので大事には至りませんでした(笑)。夜中に一人だったけど大笑いしちゃった。おしっこ引っ掛けられても全然平気。赤ん坊ってかわいいなあ。ってゆーかうちの子かわいい!!それにしてもちびのおかげで人生で初めておしりからうんちが出てくるところをみました。

そうそう、ぺったんこだった髪の毛もハリが出てきたのかつんつん立ってきました。なかなか男前です。顔つきがしっかりしてきて、男の子らしい顔になりました。まゆをしかめてじーっとみるとき(ガン付け?)の視線がパパそっくりです。

本当に赤ん坊って日に日に変わるんだね。

さて、もうすぐマヌちゃんが帰ってくるはず。わーいわーい。子が生まれてもラブラブ夫婦なのです

一週間おめでとう

2007年04月19日 | ちび育児日記
ちびが生まれて一週間が経ちました。ホントあっというま。

この間に私たちは退院、マヌパパママ家での生活があらためて始まって、私はちびのお世話修行に奮闘。一方パパは大学院コースのため日曜午後からセビージャへ。かわいそうにちびにあえない日々が続いています。

ちびは本当におりこうさんで基本的におなかがすいたときしか泣かない!!あとはスースー寝ています。

私は退院の翌日からおっぱいがきゅーっと上がってきてもう胸がぱんぱん。そのときのちびはあんまし量が飲めなかったので、おっぱいががちがちに張って痛くて困りました。で、手でおっぱいしぼったりして。あたし牛みたい・・・・

けどじょじょに飲む量も増え、今は一回の授乳で片方のおっぱいが普通に柔らかくなるまで飲めるようになりました。おかげさまでぷくぷく太ってきているようです。すかすかだったおててや足がふっくらしてきました。ほっぺもぱつんぱつんに硬く張ってきたし。いやあ、うれしいなあ。おなかもほそーかったのが、赤ちゃんらしくまるっこいおなかになりました。

一日ほとんど寝てばっかりだけど、一日に何度かご機嫌ににこにこ起きてる時間があります。この時間には待ってました!とばかりに一緒に遊んでいます。ときどきふわっと笑ってくれることがあってそれがもうかわいいのなんの!!もうちびにめろめろです。

役所に行ってちびの登録もしたし、診療所で私の健診とちびの血液テスト用の血液採取もあったけどどれも問題なく終えました。

とまあ、こんな感じの一週間でした。

マヌママはもうめろめろ。パパも口では意地悪なジョークを言いながらもちびを前にするとでろでろ。マヌちゃんもほんの一晩しか一緒にすごしてないけど、いいパパ振りを垣間見せてくれます。毎日電話でも「ちびはどう??」と聞いてきて、一日のことを話すとめろめろな声で「かわいいねー、帰りたいよー」といってます。

あ、そういえば体重。退院後はかったら5キロくらい減ってました。その後も少しへって妊娠時点を下回り。妊娠初期の最高スリムまでがんばって母乳ダイエットしよっと!

もうちびはかわいくてかわいくて!自分の子ってこんなにかわいいのね。夜中もほぼ二時間おきに授乳オムツ替えだけど、ちびが何か音をだすだけではっと目が覚めるので、泣き出す前にちゃちゃっと。おかげで夜泣きもなし!こんなのにもなれちゃって全然平気。確かに眠いけど、ちっとも苦になりません。母ってすごいねー。

今日マヌママが帰ってきたら近所の薬局にちびの体重を量りに行く予定です。うまいこと太ってくれてるかな?抱っこする感覚ではずしっと重くなってるんだけどな。

パパ・マヌちゃんは明日の午前中に帰ってくるき満々(まだ先生の許可もらってないけどね 笑)。そしたらやっと家族三人勢ぞろい。早く帰ってこないかなー。

お産ドキュメント その3

2007年04月18日 | 妊婦生活
「じゃあ、しばらくがんばってみてね。またすぐ来るから!」と助産師さんがいなくなってから、マヌちゃんのフォローの下、うーんうーんとがんばりました。おお!なんかでっかい硬いのが降りてきてる感じがする!

そして助産師さんが再登場。「おお!いい感じ!」ちびはいいかんじに下がってきてくれて、いきんだときに髪の毛がちらりと見えるとな!助産師さんはマヌちゃんを呼んで「ほらほらみてごらん!」。マヌちゃんも大感激!「もう髪の毛が見えるよ!すぐそこだよ!がんばれ!」

そして「とってもいい感じだから、のじが居心地いいなら分娩室いかないでここで産んじゃおうか?」と助産師さん。個室は暗くしたのに暖色の間接照明のみでとても居心地のいい雰囲気で、私的にもうれしい提案。ベッドの上で産めるなんて!

助産師のほかもう一人看護婦さん?助産婦さん?がやってきて赤ちゃんとりあげの準備。その間も私はマヌちゃんとうーんうーん。

すると順調に頭も顔をだしてくれました。けどなんだコリャ!こんなに硬くてでかいのが通るのか???思わず「赤ちゃんの頭壊れない??通るの??」ときいちゃいましたよ。

麻酔が効いてて陣痛の痛みはないにもかかわらず、産むのは苦しかったー。

下半身&ちびの頭が壊れちゃうけど思ったけど、助産師さんの掛け声に合わせてさらにいきみ続けると頭が出た!!「さわってごらん」といわれさわるとちっちゃい頭が。もちろんしっかりみましたよ。わお!赤ん坊の顔がある!

「あと2,3回波がきたらもうでてくるよ」

またキューッとおしてくる感覚にあわせていきむと「いきむのやめて!ふっふっふっふっふ!って呼吸して!」

するとつるん!とちびがでてきました。それをマヌちゃんがキャッチ!パパ、見事に息子を取り上げました。そしてわたしの胸の上にのっけてくれました。生まれたてのちびはちっちゃくてすごく温かくて。思わずきゅーっとしてわんわんないちゃいました。赤ん坊ってもっとぎゃーぎゃー産声を上げるかと思いきや、ちびは控えめな産声。助産婦さん曰く、ストレスも少なくいい状態で生まれてきた証拠なのだそうです。

私のおなかの上でへその緒をマヌちゃんがカット。血がぴゅっと飛び出てちょっとびっくり。

その後マヌちゃんやマヌママが写真撮影(笑)してる間ひたすらちびをきゅーとしてました。もうすごく感動的で、苦しかったことなんてみんな忘れちゃった。


少し落ち着いたころ、「胎盤見るー??」と助産師さん。ほほう、でろんと臓器でした。

結局おまたちょっきんはせずにすみました!びっくり!ただ産道に小さな傷がいくつかあったので、6箇所くらいかな?ちょこちょこと縫ってもらいました。「縫わなくてもいいくらいだけど念のためにねー」とのこと。

その後すべての処置と片づけをしている間に、まだお風呂にも入ってもない裸のまんまで、ちびたんしっかりとおっぱい吸ってくれました。

そしてすべてが終わってちびは洗ってもらって、私も洗ってもらって、子宮回復の様子を見るためしばらく部屋で過ごした後、やっと病室に戻りました。もちろんちびはわたしの腕の中。私のベッドのすぐ横にちびのベビーベッドが置かれ、初めて一緒にねんねしました。

以上お産ドキュメント。


助産師さん曰く、とってもいいお産だったそうです。「お産がみんなこうだといいんだけどね」だって。病院の人はみんな親切でやさしくて、私は大満足。ここで産んでよかったなと思います。

産みの苦しみとはよく言ったもので、本当に苦しかったけど、その価値あり。妊娠期間も楽しかったけれど、これからはちびとマヌちゃんともっと楽しくなるんだろうな。ちびはひたすらかわいくて、みてるだけで子宮がきゅーんとなって(笑 子宮回復によし!)、今まで感じたことのない種類の愛情で胸がいっぱいいっぱいになります。これが母性というものなんでしょうか。

産後も順調で、母子ともに超元気です!

お産ドキュメント その2

2007年04月18日 | 妊婦生活
麻酔後、個室でモニター、点滴、血圧計につながれたままちびが降りてくるのをひたすら待つ・・・

陣痛は結構なのが来てるんだけど、なかなか規則的にならなかったのです。

はじめは痛みもなくなって超元気になって3人でおしゃべりしながら元気に過ごしてたんだけど、さすがに夜遅くなってくると体力の限界・・・ 眠いし疲れてるし。痛くないとはいえ体はダメージを受けてるようで。

夜遅くになってもなかなか規則的にならないので、最低量の陣痛促進剤を点滴で投入!

お昼の1時にご飯を食べて以来なにも口にしてなかったにもかかわらず、胃が急に気持ち悪くなり、結局おえーとはいちゃいました。ええもちろん、お姑さんもいましたよ。

しばらくすると子宮口をきゅうきゅう押してくる感覚が。ちびがでてこようとしてるのか!おかげでいやでもおならがぷーぷーもれるのよね。いやん恥ずかしい。もちろんお姑さんもいましたよ。途中お舅さんもいましたよ!助産師さんに「きゅうきゅう押されて勝手におならがもれるんですけど・・・」というと「いい感じな証拠だよ!!」だって(笑)。これがわかくてなかなか好青年の頼れる助産師さんでした。

さらにしばらくしてから、「じゃあ、いきむ練習してみようか!」とのこと。私にむかって右に助産師さん、左にマヌちゃん。二人の腕に足を支えてもらって、うーんうーん、子宮の収縮にあわせていきみましたよ。う○ちするときと同じって本当ね。ってゆうかいきむとう○ちが出そうな気がする!

「うんちしちゃいそうー」というと「上手にいきんでる証拠だよ!大丈夫!もしでちゃっても全く問題ないから!」と助産師さん。「いきむのすごい上手!いい感じ!」とほめられ。マヌちゃんにも「うんこでそうならだせ!我慢するとかバカなこと考えるな!」と怒られました(笑)。


お産ドキュメント その1

2007年04月17日 | 妊婦生活
お産は破水から始まりました。ちびの激しい胎動のあとにたららーっと・・・ 絶対ちびが破ったはず(笑)

なのでお買い物に出てたパパママに電話して戻ってきてもらって、病院へ。それが10日の夕方8時ごろ。

私はさっそくモニター室に通され2時間以上(?)モニターにつながれたまま。(ちなみにモニターでは子宮の収縮とちびの心音がわかります。)どうもちびの動きが鈍かったらしい。その間も羊水はちょろちょろ流れ出てて、お医者さんに見てもらったときにはジーパンのおしりもずぶぬれでした。

その後診察室で問診&内診。ぱちんとあらためて破水されました。抗生物質のために点滴をつけられ、ついでに血もぬかれ、入院。部屋に連れて行かれました。

この間2時間以上。マヌちゃん&パパママは何が起こってるのかなにも知らされることなくどきどきしながら待ってたそう。かわいそうに。

部屋は二人部屋、ふたつのベッドの間にカーテンがあって、シャワー&トイレつき。リクライニングチェアもひとつおいてありました。付き添いは一人だけ可。ということでこの日はマヌちゃんに付き添ってもらってお泊り。

横のベッドには若いカップルが。とても感じのいい人たちでした。

しかし夜は暖房が効きまくり暑く、しかも外からの光がまぶしく、隣にはほかの人もいるし、なんせほんのり緊張してるしなかなかねつけず。しかも夜中から軽い陣痛が始まってねたと思えば目が覚めるし、ちっとも眠れない夜でした。

翌朝起きてまたモニター検査。どうもいい感じに陣痛がきているらしい。その後の内診でも子宮口2センチちょい、3センチ近い感じ。破水から始まったお産の場合早く生まれたほうがいいので破水の24時間後には陣痛促進剤を使うらしいけど、うまくいったらつかわずにスムーズに産めるかも、とのこと。

そして付き添いはマヌちゃんからママにバトンタッチ!

陣痛を進めるために午前中はずっとフロア内をぐるぐるお散歩。

そしてお昼ご飯。マヌちゃんが再度登場。マヌママもあわせ三人に。

このころから陣痛が陣痛らしくなってきました。いててててて・・・・

そして午後は陣痛との戦い。歩くと3分間隔、座ると6分間隔。もうイタイイタイ。そして夕方4時過ぎ、ベッドごとガラガラと個室に運ばれモニターにつながれました。ここからが辛かったー。もういたいいたい。しかも眠いし。陣痛のないときは目をつぶったままグロッキーに、陣痛が来たらただ耐える、というのをくりかえし。

6時ごろようやく子宮口3センチちょい開き、麻酔のOKが出ました。けどそれから麻酔の先生が来るのが遅かったー。で、たえることさらに半時間ほど・・・

麻酔の先生がやってきました。いやあしかし、これもいたかったー。泣きそうになっちゃった。けど背骨のあたりにカテーテルをさして麻酔薬を流し込んだとたん背中につーっと冷たいものが通る感触が。その後あっという間に痛みが消えた!!いっくり!

そしてこれからが長かった・・・