ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

67歳の母

2007年01月29日 | スペイン生活
先日67歳のスペイン女性が双子の赤ちゃんを出産したそうです。どうも世界で一番年取ったお母さんだそう。

もちろん自然に妊娠は無理。で、アメリカの病院で治療を受けたらしい。そこでは55歳まで(ってか55歳ってのもすごいよね)にしか治療を施してなかったんだけど、最後のチャンスだから、と年を偽って治療を受けたそう。パスポートの提示などなにも求められなかったので、何の問題もなかったんだって。

それにしてもすごいことするね。赤ちゃんは何の問題もなく健康に生まれ、彼女も元気もりもりだそうでよかったけど、高齢になるにつれいろんな危険度が増えるのは確かだから、かなりのばくちだよね。

テレビのニュースに出てた彼女、ちょっと女優さんみたいでとっても美人な女性でおどろいたけど、やっぱり。。。おばあちゃんです!

デパートかなんかを定年退職したばかりで、ベビーの養育費のため家を売っただかなんだか。

今は若い男性との結婚を望んでいるらしい。将来ベビーの世話をしてくれるように。。。。

っておい!!!順番逆じゃん!

ベビーが10歳で77歳、成人するころには87歳。うむむ。。うちのお母ちゃんが55歳で、お姑さんが49歳でおばあちゃんになることを考えると。うむむ。おばあちゃんというよりひいおばあちゃんの年だよね。やっぱし厳しいよなあ。

先のことはおいといて、現在にしても、もう退職してるわけで、年金暮らしでしょ?どうやって二人も育てられるんだろう?アメリカまで治療にいけるほどだからもともとお金持ちの人で経済的に問題はないのかな?あ、けど家を売ったとか言ってたし、お金がうなってるわけでもないでしょうに。そして体力的にはどうなんでしょね。

確かに見た目はキレイで素敵なおばあちゃんだけど、シングルファザーになること&彼女の老後の世話をすること前提で彼女との結婚を望む若い男性いったいはどれだけいるんだろう??ってかこの子達のお父さんは誰なんだ??

※追加
今日みたテレビによると、詳しく覚えてないけど、ベビーは18歳の茶色い髪の毛の女性の卵子と、青い目の男性の精子からできた子だそう。どっちもドナーだったのね。出産はやっぱし大変で30時間かかっても出てこなかったので帝王切開に。母体も結構あぶなかったそうで、もしものため家族が呼ばれたりもしたらしい。いやいや、大変だー。

スペインスイーツ

2007年01月29日 | スペイン生活
昨日からパルメラ・デ・チョコラテが食べたくて・・・けど日曜だからどこも開いてないし、おなかはすいてないし。というわけで今日に持ち越し!今朝目が覚めたらやっぱり食べたかったので、目覚めて速攻着替えてパステレリア(お菓子屋さん)にいきました。

パルメラとはハート型のでっかいパイ菓子。日本の源氏パイを人の顔くらいのサイズにしたやつです。源氏パイほどさくさくしてなく、ちょっともっちりした感じかな?お店にもよるけど。私の好きなパルメラ・デ・チョコラテはその片面にチョコがかかってるもの。昔は「これが一人前かい!!??」とびびったし、そのカロリーを想像すると罪悪感で丸ごとなんか食べれなかったけど、気づいたときにはよゆーで一個ペロッと食べれるようになってました。こわ!!

これ、もとはマヌちゃんの好物で朝ごはんやおやつにデートでよく食べました。けどいまや私のほうがとりこ。そういや最近マヌちゃん甘いもの食べなくなったなあ。。

で、買ってきたパルメラを朝ごはんに食べたら、ベビーがすごい勢いでじたばだしだしてびっくり。おなかの中からこんなにパルメラ好きなんて、絶対うちらの子だねえ。。。どうも甘いものは直でベビーに届くみたいね。

ネットで見ると、フランス語ではパルミエ、とかいうらしいですね。しかも豚の耳という意味らしい?ちなみにスペイン語では椰子という意味があるんだけど。

かわいいハート型なので「パルメラなんて意味のわからん名前じゃなくて、ハートパイとかハート菓子とかのほうがかわいいしわかりやすいじゃんね」というと男衆から「そんなカマくさい名前だったら俺絶対かわねえ!」といわれました。スペイン男性は男!マッチョ(スペイン語でマッチョはオス)!であることを美徳とするくせに、甘党ですからね。買うのが恥ずかしくないようかわいい名前をさけたのかしら??

スペインのお菓子屋さんはパルメラをはじめ、パイ菓子がまずいっぱい。クロワッサン系などパンとパイのあいの子みたいな。チョコがけ、クリーム入りなどなど。あとは焼き菓子。クッキーやさくさくパイ菓子、ウエハース。。。あとスペインドーナツ、ロスキージャやマドレーヌなど。みんな焼き菓子系だね。

ケーキは正直ときめき系ではありません。みんな茶色、白、黒、あって黄色のみ。みんな生クリームたっぷりな感じで、日本のみたいに果物がきらきらとかありませんね。正直レベルは低いと思います。

お祭りのときによくでる伝統菓子も焼き菓子ばかり。その多くはカステラとパンの間みたいなのか、アーモンドたっぶりなものが多いかな?油脂にマンテカという豚の脂やオリーブオイルなんかをつかったりもするようです。ところ変われば、、、ですね。

なのでスペインのお菓子屋さんははたから見るとまるでパン屋さん。(事実パンもたいてい一緒にうってるけど。)

この豪快で地味なお菓子たち、以前はちっともときめかなかったのに、妊婦になって以来は胸きゅんきゅん。激甘なのに。。慣れってこわーいね。

けどいまだに伝統菓子はきらいです。ってゆーか、好きなものより心惹かれないもののほうがまだまだ多いです。ああ、日本の宝石屋さんみたいなきらきらケーキ屋さんが恋しいな。

お留守番ウィーク

2007年01月29日 | スペイン生活
今日から一週間、マヌちゃんはセビージャでお勉強。大学院の集中コースがあるからです。

というわけで、わたしは1週間お留守番。

もしものためにと、滞在先のマヌちゃんのいとこ、グラナダの友達、マヌパパママ、大家さん、アカデミーのボスの電話番号から、警察やら救急車の緊急番号まで、みんな書いてってくれました。

ふむ、一週間も暇だなあ。とりあえずマヌちゃんの嫌いな食べ物いっぱい作って食べよう。


ちなみに来月半ばには面接のため二泊三日でギリシャに行くことも決定。チケットも買いました。ああ、おいらもいきたいなー!

というわけで旅行運づいてるマヌちゃん。けどマヌちゃん的にはちっともうれしくも楽しくもないらしい。まあ、贅沢な(笑)


一週間、ベビーと二人、元気にがんばるぞい。