ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

気になる、とりはむ

2007年01月18日 | 台所修行
みんなー、とりはむって知ってる??わたしちょっと前にお料理ブログをぐるぐる見てて知りました。かなり遅れてるんやろうけど。

2ちゃんねるで盛り上がった鶏の胸肉で作る茹で鶏、だけどハムみたいでウマーらしいです。塩やハーブで二日くらい漬け込んでお湯にいれて、茹で汁ごと冷ます、ととっても簡単らしい。

気になる!!ここ一月ほど気になりまくってます。

ここはパン食のお国ですもの、ハム、チーズ、ソーセージなんかはいつも常備してます。けどこうゆう肉加工食品ってイマイチ信用しにくいし、よく食べる分手作りのほうがいいよなー、鶏だとヘルシーだし。いろいろ使えそうだし。パックのハムみたいに安っぽくないし。一品になりそうだし。

だったらはよ作ってみろよ、ってことなんだけど、なかなか踏み切れない理由があるのです。それは、

鶏胸肉が高い!ということ。

日本じゃ一番お安い部類のお肉よね?とりはむのもとも、胸肉とモモ肉どっちが好き?のテーマから始まり、胸肉は安い!けどぱさぱさ。これをいかにおいしく調理する?ってとこがポイントだったわけで。

確かにこちらでも底値を見ていくと一番安いのは鶏肉。だけど手羽先なのだ。ちなみにキロ3ユーロ以下かな。そしてモモ肉と胸肉、以前も書いたけど、骨抜きだったらどっちも同じ値段で現在行きつけのスーパーではキロ5.1ユーロなのです。

牛さん、子羊さんなんかは日本同様高いので絶対にかわないとして(笑)、豚さん。

一番安いのはひき肉1キロパック4.3ユーロ。ばら肉も結構安い。けど皮付き!で、値段、用途ともにお手ごろなのが、あたしがいつも買うチュレタ(辞書によるとリブロース、スペアリブだそう)という部分でキロ4.7ユーロ。焼くだけでとってもおいしいお肉です。ちなみに一番人気な部位ロモ(ひれ肉)はキロ6ユーロ。

スペインのお肉は一般的に味が濃くおいしいと思います。特に豚さん!鶏はふつー。。。ってか以前胸肉を買って生臭かったことが何度かあり、鶏ごときに豚よりも高いキロ5ユーロも払いたくないのです!これがとりはむを作れない理由。

しかもこっちの鶏って異常にでかいんだよね。胸肉は大人のこぶし二個並べたぐらいにでかい!手羽先や手羽元もびびるほどでかい。けどモモ肉は切り方が違うのかうすっぺらくてちっちゃいのです。日本みたいにから揚げにできるような肉厚なモモ肉ってみないな。などなど、日本と感覚が違うのもなんとなく手が出ない理由かもしれないです。


先日もスーパーに行って肉売り場でにらめっこしました。。。けど悩んだ末またチュレタを買ってしまいました。

今度こそ鶏を買ってとりはむをつくるぞ!