ああ、たるたる人生  -スペイン版ー

素晴らしい、たるたるな日々のつぶやきを。現在、アンダルシア新婚&育児生活編。

海外移住か??

2007年01月20日 | 新婚生活
実はちょっと前にマヌちゃんネットで素敵な奨学金を見つけてました。内容も金額もこの上なし。

ちなみに場所はギリシャ、クレタ島。

あまりに条件がいいので早速問い合わせ、すると向こうもすぐに返事をくれて、履歴書を送ると「おお、君にキャリアにぴったりのプロジェクトだよ!ぜひ応募して!」とさらにのってくれて「先生に推薦状書いてもらって送って」というので、スペイン人らしく仕事のおそーいマヌちゃんの親しい先生に1週間ほどハッパかけながら書いてもらって。。。。

昨日やっとこ先生がメールで推薦状を送ってくれたようでギリシャからまたメール。

「すばらしい。よかったら2月半ばにこっちに来て面接と今までのキャリアのプレゼンをしてくれない?こっちにくれば研究メンバーがどんな感じか君もわかるだろうし。もちろん旅費は払うよーん

!!!!!!!!!!

かなり手ごたえありまくりじゃあーりませんか。しかも返事みな早いし!こんなにとんとん進むのさすがEUレベルの奨学金協会。日本みたいだー。

もしこれに受かったら、スペインでの大学院コースポイしてギリシャにいくつもりです。ちなみに期間は3年。研究しながら論文も書いて大学院資格も取れるらしい(確か)。前にも書いたけど内容もマヌちゃんがやってきたこと、好きなことだし、しかも今話題の分野だから、終了後もいろんな研究に応用がきくし、とってもいいキャリアになるそう。

そして金額もさすがEU。半端ないです。もちろん家族手当付き、定期的に交通費も出るし、家族3人何の問題もなく暮らせます。むしろ貯金しまくり!!

マヌちゃんのこっちの大学の先生も、いけるんならぜひ行くべきだ!とイチ押し。

問題は表向きにコース開始がベビーの生まれる4月ということ。けど事情が事情だし、だいたいこういう仕事ははじめは研究テーマを勉強、つまり論文の読み込みから始めるのが普通だそうで、出発遅らせても大丈夫なんでないか、という読み。もちろん面接のときに事情はすべて話すつもりだけど。

なのでベビー誕生を待ってからマヌちゃん一人でクレタへ出発。お仕事しながら家を探して生活環境が整ったところで、マヌちゃんに迎えに来てもらってあたしとベビーも行けばよくない?その間の数ヶ月マヌパパママのおうちにお世話になってさ、などと計画中です。

ギリシャは地図でみると遠いけど、スペイン・イタリアと同様、地中海沿岸国で文化人柄習慣はとても似てるそう。なのでマヌちゃん的にもわたし的にも、イタリアに続いてほかのヨーロッパ諸国に比べて抵抗がないのもポイント。(イタリアだったらマヌちゃんは言語習得問題なし、わたしにとってもかなりラクだろうけど。スペイン語とそっくりだからね)しかもクレタの産業はオリーブと聞けば、ハエンと同じじゃんね!!

気候も温暖でベビーも過ごしやすいだろうし。エーゲ海がキレイでとっても観光地らしい。田舎のぶん物価はアテネなんかよりずっと安いようで、でも観光地だから超安いってわけでもなく、どうもスペインと同じくらいみたいです。

言葉のさっぱりわからないギリシャなんか行ったらあたしの就職はさらに希望薄だけど、マヌちゃんがその分がんばって稼いでくれるし、乳飲み子もいるわけだし、無理せず子育て&また学生でもしようかな、などと考え中です。


まだ決まったわけじゃないけど、条件・相手の感触ともに今までで一番よいので期待と夢は膨らむばかり。もし行くことになったら出産だ、引越しだ、しかも外国だ、といろいろかなーり大変だろうけど、5年、10年先のことを考えるとこれを見逃すわけにはいかない!うちらはまだまだ若いんだし、冒険いっぱいしてもいいよね、と二人で話してます。

もし向こうに行ったらきっと家族3人で誰が一番にギリシャ語しゃべれるか競争すると思います(笑)


絶対にあーだこーだいってきれちゃうだろうから、マヌちゃんパパママには実はまだこの話伝えてません。けど来月マヌちゃんが面接にギリシャに行くとしたら話さないわけにはいきませんね。さーてなんていわれるかな なに言われてもどうなるってわけじゃないけどね。

久々登場マヌパパママ

2007年01月20日 | 新婚生活
そういえば、クリスマスを一緒にすごして以来、マヌパパママからの連絡が一切ありませんでした。

レジェスのころにまたグラナダ来るんじゃない?とかそろそろ電話があるだろうとか話していたけれどさっぱり音沙汰なしで、こうなると逆に心配!マヌちゃんに「そろそろマヌちゃんから電話でもしたらー??絶対待ってるってば」と数日言い続けてました。(いい奥さんでしょ?)マヌちゃんは「そーねー」といいつつもめんどくさい&忙しいためずるずる何もせぬまま。そしてようやく今日の午後うちの電話が鳴りました。

「元気にしてるかなーと思って」とマヌパパ。「元気にしてますよー。けどマヌちゃん大忙し。」などとちょっと近況報告して終わり。

そして小一時間後また電話。「6時半ごろそっちつくから。お茶でも飲もう」

相変わらずフットワークかるっ!!「マヌちゃんいないよ」というと「いてもいなくてもどーでもいさー」ということでしたので了解。

そしてまたベビーへの手土産(服とおくるみ)とともにパパママやってきました。いつもありがとうございます。

で、パパに先日の検査結果を見てもらって、三人でお茶のみにいっておしゃべり。二人ともいつもよりなんだか穏やかでした。けどママは風邪引いてました。

そして一時間ちょっとでさっさと帰って行きました。ほんとにフットワークの軽いお二人です。

いっつも向こうからご機嫌うかがいしてくれて、よくしてもらってばっかりで。。。やっぱりマヌちゃんにもっと早く電話させればよかったわー。

きっとマヌちゃんから電話かけたほうがパパママうれしいよねー?そろそろマヌちゃんも親孝行意識しないと。わたしなんかは好き好んで毎日のごとく親と連絡とりまくってるというのに!!!おいらはファミコン(→ファミリーコンプレックスの略)なのだ。とはいえマヌちゃんが毎日親に電話してるとしたら、それはそれでなんかやだけど(笑)。ちなみにこういう男の子、南欧には結構いるんですのよ。

なにはともかく、今度は電話かかってくる前にかけさせよう、と思う嫁でした。